シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2025年度
科目名 アントレプレナーシップ論 科目コード 1418 単位数 2
担当者名 堤 悦子 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 D,E 実務経験 無 
ナンバリング GOr607 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
アントレプレナーシップとは企業家精神と訳されていますが,学術領域ではこれよりも大きい概念です。起業する,起業した人の初期の経済活動全般を研究対象にします(スタートアップです)。受講生の関心の所在をみながら,行政が支援するビジネスプランコンテストに参加し,賞を獲得することを狙いにすることを支援しつつ,起業という経済活動行為の理解をねらいに開講します。
到達目標
今まで受講者はビジネスコンテストに応募してもらいました。昨年度も総務省の呼びかけに応じてプランを出し,受賞しました.今年度も挑戦してみましょう。プランが描けることを到達目標に、討論形式で講義をすすめます。前回の学生は、総務省から受賞しました。受賞を目標に頑張りましょう!
授業内容
1週目 アントレプレナーシップ定義と変遷 前座の講義:HP,遺伝子組み換え特許:全ては大学からはじまった
2週目 非営利組織のガバナンスとアントレプレナーシップ
3週目 地域社会を題材にしたスタートアップ
4週目 ソーシャルアントレプレナーとは何か
5週目 アントレプレナーと社会貢献:ムハメッド・ユヌス
6週目 ビジネスプランの修正 講義:人権問題とビジネスを別個に扱うことの誤謬
7週目 ビジネスプランの修正 講義:植民地時代のアメリカ・日本の活動・日中戦争・太平洋戦争・敗戦
8週目 ビジネスプランの修正 講義:戦後日本の起業の叢生(180度方向転換された教育・民衆・政策)
9週目 ビジネスプラン発表会:外部評価者による講評も予定
10週目 講義:第一次ベンチャーブーム
11週目 講義:第二次ベンチャーブーム
12週目 講義:ベンチャー支援からスタートアップ支援に
13週目 講義:デジタルトランスフォーメーションとは何か
14週目 ビジネスプランの発表
15週目 オープンイノベーションの機能
16週目 講義:企業倫理
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
準備学習が必要です。起業家の講義と大学の講義時に課せられる発表を復習することが大切です。他の講義で要求される発表の内容とは全く異なり、ベンチャーキャピタルや投資家を説得するためにプレゼン(発表)の準備が必要です。投資家を前にした「プラン」であるため、何度も修正していくことなります。従って、準備学修の目安は、最低120分以上必要ですが、具体的には講義時に教員が指示します。
成績評価の方法・基準
単位取得のみを目的とするのではなく、まずは担当教員、履修学生の皆を説得することが必要です。ビジネスのネタ探しから発表まで、テーマの内容、問題意識、資料、発表などを評価していきます。発表以外の受講者には、テーマに最も近い日本の政策について、思考過程や経緯などを書いて提出してもらいます。評価は、発表、提出物などに基づきます。詳しくはガイダンスで説明します。
履修上の留意点
適宜、北海道にゆかりのある創業者の話、北海道の経済動向など、副次的な自由参加のメニューを補助的に用意します。これは必須ではありませんが、時間のあるかぎりの参加を促します。なお、指示待ちにならないように、積極的な参加を希望します。
課題に対するフィードバックの方法
人間として相互に信頼を構築した上で共同作業としてプランをつくりましょう。より向上心が培えるようにお互いにプランを評価しあって統合していく、こうしてトライアルとエラーを重ねていきます。
テキスト
初回に指定します。
参考書
講義中に適宜指示します。
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