シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 管理会計論Ⅰ | 科目コード | 1467 | 単位数 | 3 |
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担当者名 | 橋元 理恵 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | C,F | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | EAc403 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 管理会計(Management Accounting)は、経営のための会計で、企業のみならず非営利組織でも活用されています。また、経営者や組織のトップは戦略や方針を決めるために意思決定をし、戦略や方針を実現するために組織内の人々に望ましい行動を促します。
管理会計は、会計情報を意思決定やコントロールのために活用する、いわば組織マネジメントの「要」といえるでしょう。
この授業では管理会計の基本的な知識について学び、経営を会計から捉える能力を身につけます。 - 到達目標
- 管理会計の基礎的な用語、知識を理解するとともに、管理会計の技法を習得できるようになる。
- 授業内容
- 1週目 イントロダクション:管理会計の意義、管理会計の基礎概念
2週目 意思決定アプローチ
3週目 業績管理アプローチ
4週目 理解度確認テスト(1~3週分)、解答と解説、質疑応答
5週目 原価管理
6週目 長期経営計画
7週目 設備投資計画
8週目 利益計画
9週目 予算管理
10週目 事業部の業績管理
11週目 理解度確認テスト(5~10週分)、解答と解説、質疑応答
12週目 ABC/ABM
13週目 バランスト・スコアカード
14週目 原価企画
15週目 期末テスト、総括
16週目 まとめと議論
但し、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合には補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ・授業はテキストと配布するレジュメに基づき進めます。
・各回テキストで予習(30分程度)してください。
・各回テキストとレジュメで学習の理解を深めるためノートでまとめる等復習(90分程度)してください。
・理解度確認テスト以外に、レポート課題を出すこともあります。レポート課題についてはmanaba等を通じてお知らせ、提出をします。 - 成績評価の方法・基準
- 授業への参加(授業での発言、発表など積極的に参加しているか)(15%)、理解度確認テスト・レポート(50%)、期末テスト(35%)で総合的に評価します。
- 履修上の留意点
- ・授業には電卓を持参してください。
・授業中は質疑応答やディスカッションを行いますので自身の考えや意見を述べ積極的に授業に参加してください。
・期間中2回程度の理解度確認テストを実施しますので、毎回の復習はしっかり行ってください。
・授業中は授業目的以外のスマホの利用(メール、SNS、ゲーム等)はしないでください。
・授業中の飲食は禁止します。
・授業中の私語等の迷惑行為は慎んでください。
・manabaを通じて授業についての告知を行いますので、manabaは適宜確認してください。 - 課題に対するフィードバックの方法
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・理解度確認テストの後で、解答と解説をします。理解度確認テストを受験するだけでなく、必ず解答と解説を受講して自己採点を通して自らの学びについての自己点検をしてください。
・提出されたレポートはフィードバックします。 - テキスト
- 谷武幸『エッセンシャル管理会計<第4版>』(中央経済社)3,080円
- 参考書
- 必要に応じて紹介します。