シラバス詳細

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2025年度
科目名 物流システム論Ⅰ 科目コード 1465 単位数 3
担当者名 相浦 宣徳 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 D,E 実務経験 無 
ナンバリング ESt402 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
情報技術のさらなる進歩、経営環境の急激な変化、関連規制の変化など、物流システムの在り方・役割に大きく影響する変化が次々と発生しています。「物流システム論I」と第5セメスターで開講される「物流システム論II」では、2セメスターを通じ、時々刻々と変化する環境下において、如何に戦略的に物流システムを展開するかについて分析・検証します。前半部分にあたる本講義では物流に関する基本的な知識、理論モデル等、物流システムを理解する上で不可欠な項目を説明します。本講義を通じ、本学のディプロマ・ポリシーである課題発見能力・解決能力を身につけます。
到達目標
物流システムを理解する上で不可欠な知識、基礎的な理論モデル等に関する知識を現実問題に適用できるようになる。
授業内容
1週目 ガイダンス、物流とは何か(1)「北海道における物流の現状を通した理解」
2週目 物流とは何か(2)「北海道物流を取り巻く課題を通した理解」
3週目 流通とは(4つのギャップと流通の役割)
4週目 流通の変遷、小売業と卸売業
5週目 物流とは(流通と物流、商流と物流)、「商流チャネル」と「物流チャネル」
6週目 実務家による講義(運輸行政について)
7週目 物流の6つの機能 (1)輸送機能
8週目 物流の6つの機能 (2)保管機能、(3)荷役機能
9週目 物流の6つの機能 (4)流通加工機能、(5)包装機能、(6)情報機能
10週目 基本的な理論モデル(輸送機能)
11週目 基本的な理論モデル(保管機能)
12週目 実務家による講義(貨物鉄道輸送、利用通運事業について)
13週目 第2週の「北海道物流を取り巻く課題」の再整理、課題解決に向けたグループ・ディスカッション
14週目 第3~11週で習得した知識をベースとした課題解決に向けたグループ・ディスカッション
15週目 第13~14週の成果発表および討論、可能であれば、期内に物流施設見学を行う。
16週目 11週~15週のまとめ(質問対応)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
前回に言及した内容について必ず復習をしてください。各講義はお互いに関連しているので、それまでの講義に対する理解度が当該回の講義の理解度に強く影響します。第13週以降は、それまでの学習内容に基づいた、北海道物流に関する問題解決学習を展開します。その間、グループ・ワーク、調査学習が中心となります。
(予習)教科書の授業中に指定される範囲の予習(180分程度)
(復習)講義内容を振り返り、復習(180分程度)
成績評価の方法・基準
試験および課題での成績評価を基本としますが、授業中の態度や課題等の進捗度合いも都度チェックして、評価時の判断材料とします。欠席回数が3回に達した場合は成績評価の対象外とします。manaba上に公開する課題を評価対象に含めます。出欠調査後の入室(遅刻)は欠席とします。
履修上の留意点
学外での現場見学、調査学習を行います。そのため、成人(大学2年生)として成熟した学生を対象とします。欠席・遅刻をしないようにしてください。追試験、再試験は行いません。やる気のない方はご遠慮ください。欠席・遅刻は論外です。
【重要】自宅にパソコン(Office word,Powerpointが必須)、インターネット環境がある学生を対象とします。また、コロナ禍において「対面方式での授業を避けたい学生」は履修を避けてください。
課題に対するフィードバックの方法
manaba上に提出されたモデルについて、コメントをつける。学内Wifi(BYOD)を活用し、スマートホンアプリなどを使用し、都度理解度を調査する。
テキスト
講義内で指示します。
参考書
石原武政・竹村正明・細井謙一(編著)『1からの流通論(第2版)』(碩学舎/中央経済社) 2018年,2640円
崔相鐵・岸本徹也(編著)『1からの流通システム』(碩学舎/中央経済社 2018年,2640円
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