シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2025年度
科目名 環境科学論 科目コード 1409 単位数 2
担当者名 池ノ上 真一 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 B,F 実務経験 有 公民連携
ナンバリング DEs301 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 環境とは、人や地域社会、そして地球を取り巻く3つの次元を捉える視点としての環境”environment”と捉える。そこでグローバル化や人口減少、気候変動、コロナ禍などといった社会・経済・自然に関する変化に伴い、教員が従事した文化遺産マネジメントと地域課題解決に関する実務経験を生かし、3つの次元の環境がどのように変容するかを考える力を養うことを目的とする。
 また、学生自らが環境を科学的に捉え、具体の課題解決能力を高めるために、反転授業やアクティブラーニングを積極的に取り入れることとする。そこで、PC等を用いてLMSであるmanabaはもちろんのこと、webブラウザ、ワープロ・表計算・スライド系アプリなどを使用する。
到達目標
(1)人や地域社会、そして地球を取り巻く3つの次元を捉える視点としての環境”environment”を理解することができるようになる。
(2)グローバル化や人口減少、気候変動、コロナ禍などのネガティブだと捉えられがちな要因と、観光や異文化交流などのポジティブに捉えられがちな要因などに伴う3つの次元の環境変容の実情を知ることができるようになる。
(3)課題を発見し、解決するための能力を養うこと
授業内容
1週目 オリエンテーション 授業概要の説明と相互自己紹介
2週目 環境とは① 身近な環境
3週目 環境とは② 地域の環境
4週目 環境とは③ 地球の環境
5週目 環境とは④ 環境を総合的に捉える
6週目 環境の変容① ネガティブな要因
7週目 環境の変容② ポジティブな要因
8週目 環境変容に関する課題解決の事例紹介
9週目 環境を理解する① 身近な環境 グループワーク
10週目 環境を理解する② 地域の環境 グループワーク
11週目 環境を理解する③ 地球の環境 グループワーク
12週目 環境変容と解決方法を理解する① グループワーク
13週目 環境変容と解決方法を理解する② グループワーク
14週目 最終課題:環境保全の方策の検討① プレゼンテーション
15週目 最終課題:環境保全の方策の検討② プレゼンテーションと振り返り
16週目 全体の補足説明、最終課題のフィードバックを行います。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
・(予習)授業前に教材をLMS上に公開します。予め、教材をよく読んでから受講してください。(90分程度)
・(復習)授業で取り組んだ内容を確認し課題に取り組んでください。(90分程度)
成績評価の方法・基準
・成績評価は70%以上授業に出席した履修者を対象とします。
・成績評価の基準としては、グループワークやディスカッションへの参加度:20点、課題等の成果物:50点、最終発表会:20点、授業への積極的な参加姿勢やその他(授業のねらいを踏まえた積極的な取り組み)の加点:10点を主として判定します。
履修上の留意点
・【必須】授業に関するお知らせは、manabaから行います。常に受信・確認できるようにしてください。
・【必須】PC等での資料閲覧、検索、グループワーク、資料作成があります。授業の際には、各自でPC等を持参ください。(教室に十分な電源がありませんので、PC等の充電は事前に済ませてください)
・私語や遅刻、欠席等で注意を受けて改善しない者は、不合格となることがあります。
・テキストとしてオリジナルの教材(プリント)を配布するので、個別フォルダに整理・保管してください。
・講義では、テーマに沿った実践活動を行うゲストスピーカーにも参加してもらいます。貴重な機会ですので静粛な環境で話しを聞くと共に、ノートテイキングや積極的な質問などいつも以上に能動的な授業態度で臨むようにしましょう。
・学内無線 LAN(Wi-Fi)を活用し、授業時間はもちろんのこと、それ以外の時間も有効に使い学修効果を上げるための活動を積極的に行ってください。
課題に対するフィードバックの方法
・ディスカッションやグループワークの成果物に対しフィードバックをします。さらに、単に知識を記憶することにとどまらず、社会に出てから役立つようにアクティブラーニングによって応用力を身に着けます。
テキスト
・授業時にオリジナルの教材(プリント)を配布します。また、LMS上にも自作の教材等を公開します。
参考書
テーマに合わせて授業内で適宜提示をします。
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