シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 比較企業形態論 | 科目コード | 1408 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 伊藤 昭男 | 開講セメスター | 第3セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | B,F | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | DBu303 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 激変する中国の社会経済変化の中で、中国の社会主義経済体制の中枢を担う国有企業の特徴を理解することがねらいである。
- 到達目標
- 中国独自の企業モデルである国有企業の特徴を理解することができる。
修得した知識を中国ビジネスに活用することができる。
- 授業内容
- 1週目 イントロダクション、中国という謎
2週目 中国経済の現在と未来、新たな世代・新たな戦略
3週目 中国の独自性、1978年の分水嶺、改革による成長
4週目 労働・資本・生産性、急速な産業化と危機、中国経済の成長の行方
5週目 国有企業の変遷、『第1回課題』(manaba対応)
6週目 起業の波が起きている
7週目 収斂する国有企業と民間企業
8週目 中国経済を変える新たな合弁モデル
9週目 中国独自の企業モデル、『第1回試験』
10週目 外資企業の導入
11週目 新世代の起業家たち
12週目 中央政府と共産党の密接な関係、『第2回課題』(manaba対応)
13週目 市長経済とは何か
14週目 支配力を維持する、中国の新たな戦略、面倒見のよい国
15週目 中国独自の企業モデル(まとめ)、『第2回試験』
16週目 試験の講評を実施します。ただし、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講を実施する。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習:事前にテキストを読んでおくこと(90分程度)。
復習:講義を振り返り、要点をまとめておくこと(30分程度)。 - 成績評価の方法・基準
- 2回の試験結果と2回の課題で評価する。
「2回の試験80%・2回の課題20%」 - 履修上の留意点
- 成績評価は原則10週以上授業に出席した学生を対象とする。
講義に関する連絡事項はLMS上で行うのでその都度確認すること。
なお、講義中の私語は認めない。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 試験結果について講評する。個人別試験結果については希望に応じる。
- テキスト
- ジン・クー・ユー『新中国経済大全』日経BP・日本経済新聞出版、3200円。
- 参考書
- 中屋信彦『中国国有企業の政治経済学』(名古屋大学出版会)6930円