シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 現代韓国経済論 | 科目コード | 1168 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 李 炯直 | 開講セメスター | 第3セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | B,F | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | DCe304 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 21世紀を迎えた現代の韓国経済を理解することによって、東アジアを含む国際社会における生活水準や経済環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解し、国際的視野を広げる能力を身につけることを目的とする。
- 到達目標
- ①本講義では、韓国の社会や文化、歴史的背景を学習しながら、韓国経済の実力及び今後の課題について、他の学生や教員に論理的な議論を行うことができる。
②英語の文献を通じて韓国経済について学習し、英文のニュース記事や学術論文などで紹介される現代韓国経済に関する多様な動きを正確に把握する力を身につける。
③本学の大学2年生にふさわしい英語の読解力やコミュニケーション力を鍛えることができる。 - 授業内容
- 1週目 Introduction to Contemporary South Korean Economy
2週目 「The Korean War and Inter-Korean Relations」及び講義ノート①完成・提出
3週目 「Economic Development Policies of the First Republic of South Korea」及び講義ノート②完成・提出
4週目 「Establishing a Market Economy under Park Chung Hee Administration」及び講義ノート③完成・提出
5週目 「Significant Economic Success of South Korea in 1970s」及び講義ノート④完成・提出
6週目 「The Financial Crisis in Southeast Asia and South Korea」及び講義ノート⑤完成・提出
7週目 「Lessons from South Korean Economic Success」及び講義ノート⑥完成・提出
8週目 映像・映画から学ぶ「現代韓国経済」及び感想文作成
9週目 「現代韓国経済における周辺国との関係」に関するグループ・ディスカッション及びグループ・ディスカッション結果報告書の作成・発表・提出
10週目 調査発表①(テーマ:韓国の労働市場、韓国の教育市場)及びディベートその1
11週目 調査発表②(テーマ:在日韓国企業、日本国内の韓国企業)及びディベートその2
12週目 調査発表③(テーマ:韓国の企業や財閥、韓国内の日本企業)及びディベートその3
13週目 調査発表④(テーマ:韓国のエネルギー事情、韓国歴代経済政策)及びディベートその4
14週目 調査発表⑤(テーマ:韓流と経済、韓国経済の国際化)及びディベートその5
15週目 期末試験及びグループ・ワーク(テーマ:韓国経済発展の原動力、韓国経済の課題)
16週目 講義全体に対するフィードバック(テスト返却や講評等)の実施。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う(※16週目の開講は任意とする)。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習:本学のEラーニングシステム(LMS)もしくはGoogle Classroomを利用し、事前に提示される次回の講義資料を読むこと。(必要な予習時間:1時間以上)
復習:毎回の講義に対する講義ノートの完成及び講義内容の要約を提出すること。(必要な復習時間:1時間以上) - 成績評価の方法・基準
- 期末試験:20%、
課題(講義ノートの完成及び要約等):30%(=5%×6回)
調査発表:25%、
レポート(調査発表資料や調査発表に対する報告書等):15%
映像・映画感想文:5%
グループ・ディスカッション報告書:5% - 履修上の留意点
- 授業中、事前許可なしでの通話、写真撮影、Lineなどの携帯電話の使用は厳禁。
講義開始以降30分以内での入室の場合、「遅刻」取扱いとする。
講義開始から30分を超えての入室に対しては「欠席」取扱いとする。
2回の「遅刻」は1回の「欠席」取扱いとする。
成績の評価は、10週以上出席した学生を対象とする。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 全ての課題に対し、毎回採点を行い、点数とコメントを本学のEラーニングシステム(LMS)もしくはGoogle Classroomを通じてフィードバックを行う。
- テキスト
- 特になし。
必要なゼミ資料は本学のEラーニングシステム(LMS)もしくはGoogle Classroomを利用し配布する。 - 参考書
- 朴 根好(2015)『韓国経済発展論 高度成長の見えざる手』(東洋経済新報社)5,500円