シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2025年度
科目名 経済と社会の仕組みⅡ 科目コード 1154 単位数 2
担当者名 複数担当教員 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 E,F,H 実務経験 無 
ナンバリング CBu402 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 人間は社会から隔絶して生きていけない。現代人にとって経済的知識は必要不可欠となっている。経済と社会の関わりは社会的・文化的伝統、時代によって様々な特徴を有するが、授業では多くのトピックスを取り上げ、激変する社会と経済との関わりを学び、経済学を学ぶための素養を身につけることを目的とする。また最近は日本の近代化に関係した産業遺産が世界遺産に登録され、新たな観光資源として注目されている。この観点からも本講義の内容に興味を持って取り組んで欲しい。
到達目標
 経済と社会の関わり方は時代や制度、社会的・文化的伝統等によって変化するので、それらの背景を充分に理解すると同時に、第4セメスターから学ぶ専門科目の基礎的知識がより理解できるようにしたい。
授業内容
1週目 【A1】戦後の産業復興
2週目 【A2】エネルギー革命 石炭から石油へ、電気へ
3週目 【A3】公害問題の深刻化と企業の社会的責任
4週目 【A4】貿易摩擦と企業の海外現地生産
5週目 【A5】官業の民営化、テスト
6週目 【B1】生産性向上運動
7週目 【B2】自動車産業の発展と生産方式
8週目 【B3】日本型雇用システムの展開
9週目 【B4】消費者運動
10週目 【B5】戦後の大型合併と大型倒産、テスト
11週目 【C1】財閥解体
12週目 【C2】商社の大型化・企業集団の形成
13週目 【C3】規制緩和と金融機関
14週目 【C4】スーパー・マーケットの成長と流通革命
15週目 【C5】インスタント食品の登場と外食産業の発展、テスト
16週目 やむを得ず、15週目までに授業内容を実施できなかった場合は、補講を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
(予習)講義受講前にmanabaを利用して、講義理解のための補助資料を配付、もしくは内容に関する事前調査事項を提示する。それらによって事前の予習を行うこと(所要時間90分程度)。
(復習)講義内容を振り返り、自分自身の考えをまとめること(所要時間30分程度)。
成績評価の方法・基準
定期試験(80%程度)およびレポート等(20%程度)に基づき成績を評価する。
履修上の留意点
 5回以上欠席した場合は、基本的に試験の受験を認めない。ただ漫然と教室に居るだけではなく、よく聞き、質問をしてただ覚えるだけでなくよく考えて理解に努めること。詳細については担当者が講義の初めに説明する。また、講義中に私語をやめない人、テキストや筆記用具を持参していない人など受講態度に欠ける人には退室を命じる場合がある。
 担当者からの連絡事項などは、manabaを用いる場合もあるので、そのチェックも怠らぬようにすること。
 オムニバス形式のため【A1-5】【B1-5】【C1-5】の実施順序はクラスにより異なる。
課題に対するフィードバックの方法
manabaを利用して全員ないし個人にフィードバックを行う。
テキスト
宇田川勝・中村青志編『マテリアル日本経営史――江戸時代から現在まで』(有斐閣)、1999年、2860円(第3セメスター開講の「経済と社会の仕組みⅠ」での指定テキストを継続して使用する)
参考書
必要に応じて担当者が紹介する。
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