シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 韓国語会話・作文Ⅰ | 科目コード | 1114 | 単位数 | 6 |
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担当者名 | 李 鳳 | 開講セメスター | 第3セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | A | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | AKr305 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 「躍動する北東アジア地域の発展に貢献する」という本学の教育方針、および「国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力の涵養」という本学の学位授与方針に立脚して、韓国語Ⅱを学んだ学習者を対象に、日常生活を営むのに困難を感じない基礎的韓国語能力を持つことを目的とする。身近で具体的な素材はもちろん、自分になじみがある社会的な素材を表現したり理解したりすることができる。
- 到達目標
- ①韓国語能力検定試験中級(3級)程度の実力を身につける。
②①の到達目標は具体的に「日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語使用が可能」「1500~2000語程度の語彙を用いた文章を理解できる」(3級)である。
③文語と口語の基本的な特性を区別し、理解して使うことができる。 - 授業内容
- 1週目 オリエンテーションと第1課「紹介」
:自分の友達や自分に大事なものを紹介する。
2週目 第2課「道案内」
:道案内に関する語彙や表現をまとめて覚え、地図を見ながら道案内ができる。
3週目 第3課「旅行」
:旅行した場所と印象に残っていることについて話し、韓国語で紀行文を作成して発表する。
4週目 第4課「ショッピング」
:お店での会話や接客会話を身に着ける。
5週目 第5課「趣味」
:趣味について書き、発表する。
6週目 第6課「パンマル(くだけた言葉)」
:タメ口で質疑応答を練習する。
7週目 第7課「伝言」
:間接話法を理解し、韓国語でストーリーを作成する。
8週目 まとめと中間テスト
9週目 第8課「流行」
:過去流行したものについて話し、流行に関する自分の意見を述べる。
10週目 第9課「プレゼント」
:状況に合ったプレゼントや記憶に残るプレゼントについて話す。
11週目 第10課「記事」
:簡単な記事を翻訳し、その内容を韓国語で要約する。
12週目 第11課「音」
:日本語と比較しながら韓国語の擬声語の特徴を理解する。
13週目 第12課「料理」
:レシピ―を読み、料理の特徴や調理法を韓国語で説明する。
14週目 第13課「健康」
:健康関連語彙を身につけ、健康を守る方法について話したり、尋ねたりできる。
15週目 まとめと期末テスト
16週目 やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ①予習・復習として教科書に添付されたCDを聞きながら進出単語を覚え、教科書の本文を十分朗読し、文法内容を理解しておくこと。
②与えられた宿題は事前にすべて行うこと。
③教科書の他にも毎回TOPIKⅡの単語を覚えてきてもらうが、毎回単語テストがある。
④予習と復習のために、約2時間~2時間半程度の時間を要する。 - 成績評価の方法・基準
- 中間試験(30%)+期末試験(30%)+小テスト(20%)+課題(10%)+発表(10%)という比率で成績を算出する。欠席日数が授業日数の3分の1を超えた者は評価の対象としない。
- 履修上の留意点
- ・前年度の韓国語科目の成績がB+以上かTOPIK2級以上の者に限る。
・3回遅刻は1回分の欠席として取り扱う。
・欠席する場合はやむを得ない事情がない限り、事前に知らせること。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 課題発表に対しては、教員が修正事項などをコメントする。それに基づいて学生が修正し、発表を行う。発表時にさらに教員がコメントする。最終的にレポートを作成し、提出してもらう。それについても修正箇所をフィードバックするので学生はそれを参考に修正し、最終提出する。
- テキスト
- 新大久保語学院 李志暎・金貞姫(著)、『できる韓国語中級Ⅰ』、DEKIRU出版、2500円。
- 参考書
- 李姫子・ 李鍾禧(著)『韓国語文法語尾・助詞辞典』、スリーエーネットワーク、4600円。
また、TOPIKのために次の本も参照されたい。
ソウル大学韓国語文学研究所(編著)、『ソウル大学の韓国語 はじめてのTOPIKⅡ』、HANA、2200円
吉川寿子・キムテウン(著)、『韓国語能力試験TOPIKⅡ作文対策講座』、白水社、2100円。