シラバス詳細

シラバス(詳細)

印刷する
2025年度
科目名 中国語Ⅰ 科目コード 1104 単位数 9
担当者名 複数担当教員(中国語) 開講セメスター 第1セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 講義 到達目標 A 実務経験 無 
ナンバリング ACh101 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 本学は、「アジアの時代にアジアを学ぶ」を教育目標に揚げ、商科大学として如何に国際的視野を有するビジネスマンや若い世代の国際感覚を向上させて、国際相互理解が増進できる観光産業やビジネス領域で活躍できる人材の育成は重要な任務である。
 本講義は、中国語初級レベルの発音、文法を中心に学ぶものである。特に初心者にとって、将来独学で発音できる能力を養成するために、中国語の発音を構成する子音・母音・声調などを正しく発声できることを重点において指導し、中国の漢字を「読める」だけではなく、中国語を「話せる」ことを目指すものである。大学生の日常生活場面を提示し、会話の形で基本文型を理解させ、基礎的な語彙や文法表現を身につけた上で、繰り返して練習することによって、応用能力を高める「即戦力となる地域の実践的な観光産業人材」、「国際視野を有するビジネスマン」になれるような中国語能力を有することを望んでいる。
到達目標
 本講義では、一番心がけているのは、学生の学習意欲を向上させ、独学できる基礎を固めることである。指導上、まず、音節の構造を説明し、発声要領を体得してもらい、学生に自信をつけるように指導する。次に、コミュニケーション能力を養成するために、本文の内容や語彙などを活用し、学生と呼応して即練習をする。また、グループに分けてトークの時間を設け、学生が実践を通して、自主学習の意識を高めるように務める。
 到達目標としては、
①ピンインを完全に習得するようになる;
②習った語彙を活用して関連文を作り、簡単な日常用語が表現できるようになる;
③挨拶や自己紹介、及び他人と簡単な交流ができるようになる。
授業内容
1週目 単母音・複合母音
2週目 鼻母音・子音
3週目 ピンインのつづり方とルール・第1課「你好吗?」 人称代詞、形容詞述語文
4週目 第2課「你去哪儿?你在哪儿?」 動詞述語文(一)「去」「在」、疑問文のいろいろ、構造助詞「的」
5週目 第3課「咱们吃饭吧」 動詞述語文(二)、連動文、語気助詞「吧」、選択疑問文
6週目 第4課「这是谁?这是什么?」 動詞述語文(三)「是」、指示代詞、名詞述語文
7週目 第5課「房间里有什么?」 動詞述語文(四)「有」、場所を表す言葉  
8週目 第6課「我要两个面包」 数詞、金額の言い方、量詞
9週目 第7課「我十一点睡觉,睡六个小时」 時点を表す「什么时候」、時間を表す「多长时间」と時量補語、前置詞「在」「跟」「给」「从」
10週目 第8課「我读了四遍课文」 主述述語文、動態助詞「了」、動量補語、語気助詞「了」
11週目 第9課「我会开车」 助動詞「会」「能」「要」、様態補語
12週目 第10課「我坐过新干线」 動態助詞「过」、助動詞「想」、結果補語 
13週目 第11課「我看不懂」 可能補語、動詞の反復型、助動詞「可以」、方向補語
14週目 第12課「他是昨天去的」 「是…的」構文
15週目 復習+期末テスト
16週目 総合復習+HSK3級レベル模擬テストを実施します。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
 初心者にとっては、ピンインが完璧に習得できれば、自ら進んで独学ができるようになる。原則として、テキストの一課につき、授業二回にわたって進行するため、事前事後予習・復習を求め、毎回習ったピンインや単語を繰り返して練習し、発音の法則を覚え、新出単語や本文の暗記を日課とする。また、HSK3級レベルの単語の意味や使い方を調べ、関連言葉を連想して文を作ることやドリル問題を完成させる。
(予習)授業をスムーズに進めるため、事前に単語・文法・練習問題などを30分程度予習する必要がある。
(復習)毎回習った単語・文法(文型)を覚えられるように、毎日30分前後に取り組むことが望む。
成績評価の方法・基準
 単位の評価は週末テスト、月間テスト、期末テストの成績を合算して評価する。毎回の授業内容に従い、練習課題、短文の作りなども参考する対象になるので注意してほしい。
履修上の留意点
 本講義は毎回の授業に出席するのは基本である。毎回の課題練習や宿題などを正しく直してから迅速にフィードバックを行う。成績評価について、授業が前16週のうち、11週以上出席した学生を対象にする。なお、理由なく5分以上遅刻は欠席とする。中国語Ⅱの履修は前期の成績がB評価以上を条件とする。
課題に対するフィードバックの方法
 フィードバックの方法としては、課題練習や宿題などをチェックしてから、学生に返し、それを自己点検させ、正しく書き直したものを再度チェックする。
テキスト
①邢玉芝『ほあんいん!中国語〈会話篇〉改訂版』郁文堂 2022年4月 2300円+税
②蘇林・劉かん『大学生の中国語(初心者・上)』(試用テキスト)
③李偉、管虹、岩田好司 『協同学習で学ぶ中国語ビギニング』2020年3月 2300円+税
参考書
HSK1級語彙集、HSK2級語彙集、HSK3級語彙集、HSKの過去問を無料ダウンロード(1~6級過去問・リスニングあり)
https://12daimedaimonya-chinese.com/hsk-download/#HSK1
PAGE TOP