シラバス詳細

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2023年度
科目名 観光産業論Ⅰ 科目コード 1227 単位数 3
担当者名 伊藤 寛幸 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 C.E.F 実務経験 無 
ナンバリング ITb402 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
観光産業は、従来からの産業分類のように生産物を基準とする産業概念ではなく、需要属性を基準とした横断的産業であるがゆえに、観光産業に類似する分野も多岐にわたる。したがって、領域横断的な学術分野にある観光産業論についても、その対象は多様である。本講義では、観光産業論の各論のひとつとして、アグリツーリズムに着目し、データ分析による地域特性の把握を目的とする。そのうえで、観光産業の重要性を理解し、観光産業に対する総合的思考力の錬成によって地域振興に寄与したい。
到達目標
・アグリツーリズムに関する基礎的な知識を修得する。
・アグリツーリズムに関する概念および定義について説明できる。
・アグリツーリズムに関するデータを分析し結果を解説できる。
・地域観光を取り巻く課題について意欲的に思考し解決策を見出す姿勢を身につける。
授業内容
1週目 ガイダンス
2週目 観光の諸相としてのアグリツーリズム
3週目 アグリツーリズムの概念と定義
4週目 日本の農業農村構造
5週目 北海道の農業農村構造
6週目 農業農村における観光資源
7週目 アグリツーリズムと農業の6次産業化
8週目 北海道のアグリツーリズム
9週目 日本のアグリツーリズム
10週目 海外のアグリツーリズム
11週目 ケーススタディ:アグリツーリズムに関するデータ
12週目 ケーススタディ:地域分析手法
13週目 ケーススタディ:アグリツーリズムに関する分析結果と解釈
14週目 ケーススタディ:分析結果からえられる課題抽出
15週目 ケーススタディ:課題解決へ向けたディスカッション
16週目 期末試験およびレポートに対する講評。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:各週の講義において、講義内容から想定される観光関連情報について、テレビ、新聞、インターネットなどのメディア等からデータを収集するなどの事前準備を行う(90分程度)。
復習:各週の講義において、課題解決に向けて話題となった観光に関連する情報を収集整理し、講義を振り返る(30分程度)。
成績評価の方法・基準
レポート40%、期末試験60%
履修上の留意点
・授業中に、プレゼンテーションをもとめる場合があるので、緊張感と問題意識をもって授業に臨むこと。
・授業の妨げとなる私語、迷惑行為を慎み、授業に集中すること。
・成績評価は、全講義の2/3以上出席した学生を対象とする。
・連絡はコースパワーを介して行うことがあるので、常時コースパワーを確認のこと。
課題に対するフィードバックの方法
提出された課題(期末試験)については、コメントを付して結果(点数)を本人に通知するなどフィードバックを行う。
テキスト
加藤弘治
『観光ビジネス未来白書: 統計に見る実態・分析から見える未来戦略 (2023年版)2023年4月11日 ISBN:978-4496056468』
(同友館)3,080円
参考書
必要に応じて紹介する。
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