シラバス詳細
シラバス(詳細)
2023年度 |
科目名 | 観光政策論Ⅰ | 科目コード | 1224 | 単位数 | 3 |
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担当者名 | 深澤 史樹 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | C.D | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | ITp401 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 本講義では、観光政策を考える前提として、観光地のブランドづくりに着目します。地域引力を生み出すための観光ブランドのあり方について、マーケティングの理論などを援用して、今観光地に何が必要なのかという問いに対して、学生自身が問題発見、対応策を考えることが、この授業のねらいです。
- 到達目標
- ・「誘客・誘致」から「引力ある地域の創造」への転換が理解できる。
・「量の観光」から「質の観光」への転換が理解できる。
・「持続可能な観光」の理解を深め、その条件を理解できる。
・データから何を読み解くか理解できる。
・修得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決する能力を身につけることができる。 - 授業内容
- 1週目 ガイダンス:授業形態や出欠確認方法、課題の提出など受講に関するルールと観光における誘致・誘客からマーケティングへ発想転換することを説明する。
2週目 観光のブランドづくりとはいかなるものかを説明する。
3週目 どのようにすれば、強いブランドが生まれるかを説明する。
4週目 イメージが浮かばなければ、観光客(消費者)から選ばれないことを説明する。
5週目 「ブランド」と「地名」は何が違うのかについて説明する。
6週目 地域に「尖り(エッジ)」はあるか、その重要性について説明する。
7週目 「何かで、一番になろう」という発想の重要性について説明する。
8週目 強いブランドには、「シンボル」があることを説明する。
9週目 「引き算」で、地域の引力を生み出すことについて説明する。
10週目 「食」がブランドを強くすることについて説明する。
11週目 観光におけるブランドづくりの6つのステップについて説明する。
12週目 観光立国は「幸せな国」といえるのかについて説明する。
13週目 「量の観光」から「質の観光」への転換について説明をする。
14週目 「質の観光」「持続可能な観光」をどう実現するについて説明する。
15週目 観光政策に関連したトピックスを紹介している動画を視聴し、学んだ考え方と実践した場合の相違点などについて考察し、議論する。
16週目 必要に応じてレポート試験の講評を行う。また、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ・予習と復習は基本的にテキストを熟読し、併せてCoursePowerで配信する当日の講義内容を収録したオンデマンド動画教材を視聴して理解を深めること。
・予習:毎回授業で指示された箇所を予め熟読し、CoursePowerで配信するオンデマンド動画教材に目を通しておくこと。(所要時間:90分程度)
・復習:CoursePowerで配信するオンデマンド動画教材を視聴し、課された課題についてはCoursePowerを通して提出すること。(所要時間:90分程度) - 成績評価の方法・基準
- 成績は、成績評価のためのレポート(70%)+課題提出(30%)で評価します。
- 履修上の留意点
- ・第1週目のガイダンスは、講義の重要な説明をしますので、必ず出席して下さい。
・成績評価は、11週以上授業に出席した学生を対象とする。 - 課題に対するフィードバックの方法
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・提出された課題は、講義内(講義を収録した動画をCoursePower上へアップロード)で解説します。
- テキスト
- ・特に指定はしません。レジメは事前にCoursePowerからダウンロードしておいて下さい。
- 参考書
- 講義の中で、適宜紹介いたします。