シラバス詳細

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2023年度
科目名 観光事業論Ⅰ 科目コード 1218 単位数 3
担当者名 伊藤 寛幸 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 C.E.F 実務経験 無 
ナンバリング ITb401 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
観光事業は、観光産業と混同されている場合が多い。観光産業が企業利潤を目的としているのに対して、観光事業は、政策展開に基づき観光産業を通した事業効果の発現を目的としている。本講義では、観光を探究の対象として捉え、学際的アプローチによって観光事業の社会的役割や意義を導出することを目的とする。そのうえで、観光事業の重要性を理解し、観光産業に対する総合的思考力の錬成によって地域振興に寄与したい。さらに、修得した知識および技能によって、自ら課題を発見し解決する能力を身につけることをねらいとする。
到達目標
・観光に関する基礎的な知識を修得する。
・観光事業に関する概念および定義について説明できる。
・観光事業の歴史的展開過程を解説できる。
・観光事業を取り巻く課題について意欲的に考える姿勢を身につける。
授業内容
1週目 ガイダンス
2週目 観光と観光学と観光事業論
3週目 観光事業と諸領域
4週目 観光事業の概念と定義
5週目 観光事業の過去・現在
6週目 観光資源分類
7週目 観光政策の目的と観光庁の役割
8週目 観光事業による経済効果
9週目 ご当地検定(全国)
10週目 ご当地検定(北海道)
11週目 北海道の基礎情報
12週目 北海道観光の動向
13週目 北海道の観光施策
14週目 北海道観光の課題抽出
15週目 北海道観光の課題解決へ向けたディスカッション
16週目 期末試験およびレポートに対する講評。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:各週の講義において、講義内容から想定される観光関連情報について、テレビ、新聞、インターネットなどのメディア等からデータを収集するなどの事前準備を行う(90分程度)。
復習:各週の講義において、課題解決に向けて話題となった観光に関連する情報を収集整理し、講義を振り返る(30分程度)。
成績評価の方法・基準
レポート40%、期末試験60%
履修上の留意点
・授業中に、プレゼンテーションをもとめる場合があるので、緊張感と問題意識をもって授業に臨むこと。
・授業の妨げとなる私語、迷惑行為を慎み、授業に集中すること。
・成績評価は、全講義の2/3以上出席した学生を対象とする。
・連絡はコースパワーを介して行うことがあるので、常時コースパワーを確認のこと。
課題に対するフィードバックの方法
提出された課題(期末試験)については、コメントを付して結果(点数)を本人に通知するなどフィードバックを行う。
テキスト
安村克己・堀野正人・遠藤英樹・寺岡伸悟
『よくわかる観光社会学 2011年4月25日 ISBN:978-4623060375』
(ミネルヴァ書房) 2,860円
参考書
必要に応じて紹介する。
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