シラバス詳細

シラバス(詳細)

印刷する
2022年度
科目名 職業指導Ⅱ 科目コード 1271 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
高等学校卒業後、実社会に出て働く生徒に何をどのように指導・援助すべきか、教師としての、その基本的な役割を確認し、指導・援助内容を吟味する。昨今、職種も増加・拡大し、自己の能力・適性、興味・関心に合った職業を選択することが難しいことと併せて、経済不況の中で就職の条件も難しい状況にある。そんな中でも、自らのあり方・生き方を考え、主体的に職業選択ができるような進路指導のあり方を学ぶ。
到達目標
授業を受ける学生が、進路に対しての正しい知識とスキルを習得し、社会の中で活用できるようになること。
授業内容
1週目 職業指導の意義と内容
2週目 職業指導・進路指導の定義の系譜(調査・発表)
3週目 職業選択に関する諸理論(特性・因子理論、意思決定理論、社会的学習理論)
4週目 職業選択に関する諸理論(経済学的・社会学的、マッチング理論)
5週目 職業的発達理論(キンズバーグ、スーパーのキャリア類型)(調査・発表)
6週目 職業指導・進路指導の方法・原理(背景、理論)(調査・発表)
7週目 進路指導主事の役割と責任
8週目 年少労働者の保護(生徒の就労と保護、労働条件とその基準)
9週目 教師の法律問題(法的地位と役割、守秘義務、身元保証と責任)
10週目 生徒理解を深め自己理解を得させる活動(心理・興味検査)
11週目 啓発的経験を得させる活動(意義、機会)(調査・発表)
12週目 進路に関する情報を得させる活動(職業概念、職業常識と職業情報)
13週目 進路相談の機会を与える活動(性質、相談員、計画と準備)
14週目 就職・進学に関する指導援助の活動(レポート作成)
15週目 追指導(追指導の意義、時期と方法、結果の整理と活用)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと(60分程度)。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを振り返り、自分の考えをノートにまとめておくこと(60分程度)。
また、日頃から、職業指導の知見で判断できるように興味・関心を払うこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テストやレポートの返却しながら、自らが今後の課題に気づけるようなフィードバックを個別に行う。
テキスト
その都度資料配布
参考書
高橋哲夫編著『生徒指導の研究 第3版』(教育出版)¥2,000+税
國分康孝監修『実践サイコエジュケーション』(図書文化)¥2,500+税
PAGE TOP