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2020年度
科目名 特殊講義Ⅱ(韓国歴史) 科目コード 1592 単位数 2
担当者名 水野 俊平 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
①韓国建国(前後)から現在までの韓国の現代史を学ぶことを目的とする。
②韓国建国(前後)から現在までの韓国大衆歌謡の流れを把握することを目的とする。③韓国建国(前後)から現代に至るまで韓国の政治・経済・社会・文化がどのように変化し、それがどのように大衆歌謡に影響を与えたのかを把握する。
到達目標
①韓国建国から現在までの韓国の現代史を年度を含めて把握できるようにする。②韓国建国(前後)から現在までの韓国の政治・経済・社会・文化の流れを把握できるようにする。③韓国語論著の原文を読解する能力を涵養する。
授業内容
1週目 授業の概要を説明し、教材を配布する。大衆音楽の定義と概念について把握する。

2週目 1910年から1945年(光復)までの日本植民地統治の概要を把握する。韓国大衆音楽の胎動期(大衆音楽の出現・発展)について把握する。
3週目 日本植民地統治期における政治・経済・社会・文化の流れを把握する。解放空間における大衆音楽について把握する。
4週目 米軍政庁統治期から大韓民国設立までの歴史的経緯を把握する。解放空間における大衆音楽について把握する。
5週目 大韓民国成立から朝鮮戦争(韓国動乱)までの歴史的経緯を把握する。戦争と大衆音楽について把握する。
6週目 朝鮮戦争から李承晩政権崩壊(4・19革命)までの歴史的経緯を把握する。戦後大衆音楽の流れついて把握する。
7週目 1945年(光復)から李承晩政権崩壊(4・19革命)までの政治・経済・社会・文化の流れを把握する。洋楽の流入とトロットの復活について把握する①。
8週目 第2共和国設立から5・16軍事クーデターまでの歴史的経緯を把握する。
洋楽の流入とトロットの復活について把握する②。
9週目 5・16クーデター(1961年)から、第三共和国(1963~72)までの歴史的経緯を把握する。青年文化の成長とジャンルの多様化について把握する①。
10週目 5・16クーデターから第3共和国までの政治・経済・社会・文化の流れを把握する。青年文化の成長とジャンルの多様化について把握する②。
11週目 維新体制の確立から10・26政変まで、朴正煕政権末期までの歴3史的経緯を把握する。青年文化の成長とジャンルの多様化について把握する③。
12週目 10・26政変から12・12軍事クーデターまでの歴史的経緯を把握する。「新軍部とバラードの時代」について把握する。
13週目 第5共和国樹立から1986年の6月民主運動までの歴史的経緯を把握する。「民主化とダンス・ミュージックの時代」について把握する①。
14週目 1988年、第6共和国の成立から現在までの歴史的経緯を把握する。「民主化とダンス・ミュージックの時代」について把握する②。
15週目 第6共和国成立から現在に至るまでの政治・経済・社会・文化の流れを把握する。「K‐POPと韓国音楽の世界化」について把握する。
16週目 16週目 1週から15週にわたって学んだ内容(主に韓国現代史)を復習し、試験を実施する。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
準備学習(予習・復習)等の内容①PDFファイルで提供された教材の韓国語原文を日本語で発表できるように準備すること。②翻訳した原文はメールで担当教員に提出すること。③教員から課された課題を韓国人ネイティブを対象に事前調査すること。
成績評価の方法・基準
成績評価の方法・基準試験30%、授業における発表(準備状況)35%、課題35%で評価する。
履修上の留意点
履修上の留意点必ず与えられた韓国語原文は自分で日本語文に翻訳すること(ネット上の自動翻訳は禁止する)。
課題に対するフィードバックの方法
課題に対するフィードバックの方法受講者から提出された教科書の原文はすべて添削したのち、編集して、ホームページにて公開する。
テキスト
チャン・ユジョン、ソ・ビョンギ(2015)『韓国大衆音楽史概論』ソンアンダン
チェ・ヨンボム、イ・ウヒョン(2012)『一夜で読む韓国近現代史』ペーパーロード
参考書
李ヨンミ(2006)『韓国大衆歌謡史』民俗苑
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