シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 商業科教育法Ⅱ | 科目コード | 1308 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 高橋 秀幸 | 開講セメスター | 第6セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 教科「商業」の科目について学習指導案を作成し,教材研究を行い,情報機器活用した授業を行う力を身につける。また,高校へ訪問し,実際の授業を見学し、指導方法の工夫などを学び,自らの学習指導法の構築につなげていく。
- 到達目標
- 1.基本科目の学習指導案を作成し,教材研究を行い,授業を実践する力を身につけることができる。
2.学外での授業観察を通して,効果的な授業方法を身につけることができる。
3.商業(ビジネス)教育の意義と必要性は何かを探究する姿勢を持つことができる。 - 授業内容
- 1週目 オリエンテーション,学外授業観察の準備 授業観察の概要説明,観察の視点整理,授業記録の方法,報告書の作成方法
2週目 学外授業観察(1) 高校を訪問して実施(※2講連続)
3週目 学外授業観察(2)
4週目 学外授業観察のふりかえりと分析 学外授業観察の報告と魅力的な授業を目指した工夫(教員の姿勢や生徒の意欲向上,協同的な学び等)
5週目 教科商業における様々な学習指導法 アクティブラーニングや情報機器活用など
6週目 学習指導案の作成と情報機器を活用した教材研究(1) 学習指導案の書き方と基本事項の確認
7週目 学習指導案の作成と情報機器を活用した教材研究(2) 学習指導案作成演習
8週目 学習指導案の作成と情報機器を活用した教材研究(3) 教材作成演習
9週目 模擬授業実践と授業改善に向けての検討(1)
10週目 模擬授業実践と授業改善に向けての検討(2)
11週目 模擬授業実践と授業改善に向けての検討(3)
12週目 模擬授業実践と授業改善に向けての検討(4)
13週目 模擬授業実践と授業改善に向けての検討(5)
14週目 模擬授業のふりかえりと今後の課題 模擬授業をふりかえり,全員で議論する(レポート課題の確認)
15週目 レポート提出,到達度チェック
※模擬授業の進め方は,受講者と調整の上,決定する。
16週目 全体のまとめと整理。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 事前に学習指導要領解説や資料等を読んでくること。また,模擬授業実践に向けて学習指導案作成や教材作成がの時間が必要となる。さらに,新聞に目を通し実際のビジネス活動に興味関心をもち,商業科目とどのようにつながっているのかを確認すること。なお、予習・復習時間はともに60分程度を要する。
- 成績評価の方法・基準
- 課題レポート(30%)
模擬授業(学習指導案作成等も含む)(30%)
到達度チェック(教員採用試験1次試験専門試験に準じる形での出題)(40%)
- 履修上の留意点
- 簿記検定など指導上に必要な検定試験を積極的に受験すること(日商簿記検定3級以上を必ず取得すること)。また,講義は休まないように心がけ,欠席・遅刻時は必ず事前に連絡すること。講義内で各自のパソコンやスマートフォンを使用する場面がある。本講義は,「商業科教育法Ⅰ」を履修している学生が対象となる。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 到達度チェック・課題レポート等については、採点後、本人に返却する。
- テキスト
- 商業科教育法Ⅰで使用したものを使用する(文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説商業編』実教出版 2019年 818円)
- 参考書
- 永井克昇他 『商業科教育論 21世紀の商業教育を創造する』実教出版 2019年 2,640円
高等学校で使用されている商業科目の教科書(教育実習で担当する予定のもの)を準備する必要がある(1冊1,000円程度)。