シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 特殊講義Ⅰ(グリーンツーリズム) | 科目コード | 1568 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 伊藤 寛幸 | 開講セメスター | 第3セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 農林漁業が持つ多様な効果に対する理解が深まるなか、自然環境への関心も高まっており、グリーンツーリズムの推進が図られている。本講義では、農山漁村空間が有する多面的機能を「観光」と結びつけて考究し、グリーンツーリズムについて論考する。さらに、修得した知識および技能によって、自ら課題を発見し解決する能力を身につけることをねらいとする。
- 到達目標
- ・グリーンツーリズムに関する基礎的な知識を修得する。
・グリーンツーリズムに関する概念および定義について説明できる。
・グリーンツーリズムの歴史的展開過程を解説できる。
・グリーンツーリズムを取り巻く課題について意欲的に考える姿勢を身につける。 - 授業内容
- 1週目 ガイダンス
2週目 グリーンツーリズムの定義
3週目 グリーンツーリズム論のフレームワーク(対象と領域)
4週目 農業農村の多面的機能と観光
5週目 グリーンツーリズムの歴史的展開
6週目 グリーンツーリズムの現状
7週目 グリーンツーリズムの分類と類型
8週目 グリーンツーリズムの推進と政策(リゾート法、農山漁村余暇法)
9週目 グリーンツーリズムの経済的評価(その1):農業農村の多面的評価対象
10週目 グリーンツーリズムの経済的評価(その2):農業農村の多面的評価方法
11週目 北海道のグリーンツーリズム
12週目 日本のグリーンツーリズム
13週目 海外のグリーンツーリズム
14週目 農業農村と原風景と郷愁
15週目 グリーンツーリズムの課題と政策的含意
16週目 期末試験およびレポートに対する講評。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ・日常においてグリーン・ツーリズムに関連する情報に関心をよせ、社会動向を常時チェックすること。
・週3時間の予習復習を行うこと。予習復習については、講義中に指示する。 - 成績評価の方法・基準
- レポート40%、期末試験60%
- 履修上の留意点
- ・授業中に、プレゼンテーションをもとめる場合があるので、緊張感と問題意識をもって授業に臨むこと。
・授業の妨げとなる私語、迷惑行為を慎み、授業に集中すること。
・成績評価は、全講義の2/3以上出席した学生を対象とする。
・連絡はコースパワーを介して行うことがあるので、常時コースパワーを確認のこと。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 提出された課題(期末試験)については、コメントを付して結果(点数)を本人に通知するなどフィードバックを行う。
- テキスト
- 必要に応じて配布する。
- 参考書
- 必要に応じて紹介する。