シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 特殊講義機淵▲献△僚ゞ喫顕宗 科目コード 1570 単位数 2
担当者名 土山 泰弘 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 実務経験
授業のねらい
21世紀は宗教対立と民族紛争の時代と言われています。なかでも宗教は人々の生活意識を深いところで規制しているため、普段は合理的に振る舞っている人でも、クリティカルな局面で固有の価値観が前面に出てきて、事態が紛糾するということは珍しいことではありません。お互いの宗教文化を尊重するコミュニケーションが、強く求められます。この講義では、アジアのさまざまな宗教をとりあげて、そこに生きる人々の価値意識の理解を試みるとともに、それらを総合的に把握するための視点を考えたいと思います。
到達目標
(1) アジアの諸宗教の文化的伝統について知見を深め、根底にある価値観を理解すること
(2) 宗教の諸類型について客観的に把握すること
授業内容
1週目 宗教を理解する視点 ー一神教と多神教 / 普遍宗教と民族宗教ー
2週目 一神教文化の特徴 ーゾロアスター教とユダヤ教ー
3週目 キリスト教(1)ーイエス・キリストー
4週目 キリスト教(2)ー罪と恩寵ー
5週目 イスラム(1)ー『コーラン』の思想ー
6週目 イスラム(2)ームスリムの生活ー
7週目 多神教文化の諸相 ー「神々の黄昏」(ラグナロク)ー
8週目 ヒンドゥー教(1) ーシヴァとガネーシャー
9週目 ヒンドゥー教(2) ー『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』ー
10週目 中国道教(1) ー神仙思想ー
11週目 中国道教(2) ー老荘道家ー
12週目 日本の宗教的エートス(1)ー先祖崇拝ー
13週目 日本の宗教的エートス(2)ー武士道ー
14週目 仏教(1)ー南方上座部仏教(テーラワーダ)ー
15週目 仏教(2)ー大乗仏教ー
16週目 宗教の類型論
準備学習(予習・復習)等の内容
復習に重きを置き、授業の内容を確認しながら配布された資料の理解を深めてください。特に一神教文化については教義の理解に努め、また多神教文化については神話表象の理解に重点を置いてください。復習の過程で疑問点が出て来たら積極的に質問してください。
成績評価の方法・基準
授業参加(発言・質問など)30% レポート(中間および期末の2回)70%
履修上の留意点/課題に対するフィードバックの方法
知識を整理して記憶するだけでなく、さまざまな宗教思想に触れることを通して、柔軟な考え方を身につけることを心がけてください。
テキスト
毎回プリントを配布します。
参考書
『世界の宗教』岸本英夫編 原書房 2004年
『宗教学入門』脇本平也 講談社学術文庫 1997年