シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 特殊講義Ⅱ(ASEANの政治と経済B) | 科目コード | 1574 | 単位数 | 2 |
---|---|---|---|---|---|
担当者名 | 坂口 可奈 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 「アジア」とは北東アジアだけではありません。ASEAN(東南アジア諸国連合)と日本の政治経済的関係は年々強くなり、北海道にもASEAN諸国から多くの観光客が訪れています。また、近年、ますます多くの日本企業がASEAN諸国に進出しています。このような状況下で、ASEAN諸国について勉強することは、皆さんの将来のお仕事に役立つだけでなく、視野を広げることでしょう。そこで、本講義ではASEAN諸国それぞれについての基礎知識を学び、日本との関わりについて勉強していきます。ただし、シンガポールについては「シンガポールの政治経済」で扱うため、この講義では触れるだけにとどまります。
- 到達目標
- 1、日本とASEAN、ASEANとそれ以外の国々の関係について理解し、国際社会の中でのASEANの戦略を分析することができる。
2、ASEAN諸国の多様性を理解したうえで、これらの国についてフェイク情報に影響されない捉え方をすることをできるようになる
- 授業内容
- 1週目 イントロダクション
2週目 ラオス
3週目 ミャンマーⅠ(独立ビルマへの道)
4週目 ミャンマーⅡ(民主化への道)
5週目 マレーシアⅠ(マラヤからマレーシアへ)
6週目 マレーシアⅡ(民族の政治)
7週目 ブルネイ
8週目 タイⅠ(中進国の罠)
9週目 タイⅡ(クーデターと政治)
10週目 インドネシアⅠ(多様性の中の統一)
11週目 インドネシアⅡ(政治と経済)
12週目 フィリピンⅠ(出稼ぎ労働者と経済)
13週目 フィリピンⅡ(政治と社会)
14週目 東ティモール
15週目 現代の東南アジア
16週目 今後の学習にむけて - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 毎日ニュースに目を通す習慣をつけておいてください。また、授業後には週2時間ほど復習し、なるべく東南アジアに関わることに触れるように努力してください。また、授業後には、配布したレジュメと講義をもとに自分用のノートを作ってください。
- 成績評価の方法・基準
- 期末レポート70%
リアクションペーパー30%
- 履修上の留意点
- 1、リアルタイム型のオンライン授業を受講できる環境が整っていること
2、体調不良などでやむを得ず欠席する場合は、必ず事前にメールすること3、適宜グループ・ディスカッションやグループ・ワークを行います。皆さんの積極的な発言を期待します
- 課題に対するフィードバックの方法
- 毎回授業はじめに口頭で前週の課題に対するフィードバックを行います
- テキスト
- 特になし
- 参考書
- 清水一史、田村慶子、横山豪志(編)『東南アジア現代政治入門』ミネルヴァ書房3000円
中野亜里、遠藤聡、小高泰、玉置充子、増原綾子『入門 東南アジア現代政治』2500円