シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 観光研究ゼミナールⅡ | 科目コード | 1234 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 伊藤 昭男 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 日本および世界のフードツーリズムを学習します。それを通じてフードツーリズムを活用した地域のあり方を考えます。これからの国際観光を担う人材育成と自ら地域の課題を発見し解決する能力を身につけることがねらいです。
- 到達目標
- この授業を習得した結果、フードツーリズムを活用した地域の観光振興について、自ら課題を発見し、解決する能力を向上させることができる。
- 授業内容
- 1週目 講義の基本方針(含む、課題の提示)、自己紹介、フードツーリズムとは。
2週目 フードツーリズムのフレームワークの展開
3週目 オーガニックの歴史的背景と有機的認証制度。
4週目 有機農業の農産物生産とその特徴、有機農産物のフードシステムとその特徴。
5週目 食の安全安心と新しいフードシステムとしての日本の農産物直売所。
6週目 有機農産物のマーケットと食の光景。
7週目 フランスにおけるワイン文化の成熟とワインツーリズム、フランスにおけるチーズのフードツーリズム。
8週目 ベルギーのビール村におけるフードツーリズム、ワシントンで流行りのオーガニックレストラン「ノラ」。
9週目 課題リポートの進捗状況と今後の対応(意見交換を含む)。
10週目 日本におけるワインツーリズムの発展とフードツーリズムの可能性。
11週目 そばのブランド化とフードツーリズム、日本における食文化の地域差とそのフードツーリズムの可能性。
12週目 韓国・安徳里におけるキムチづくりのフードツーリズム、バンコク郊外におけるルーラルルーラルツーリズムとフードツーリズムのコラボレーション。
13週目 モンゴルにおけるゲルキャンプツーリズムとフードツーリズムのコラボレーション。
14週目 課題リポートのプレゼンテーション&ディスカッション(第1グループ)。
15週目 課題リポートのプレゼンテーション&ディスカッション(第2グループ)。
16週目 課題リポートに対するフィードバック(講評等)を実施する。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 週3時間の予習・復習を行うこと。特にテキストは講義に対応して事前に読んでおくこと。
- 成績評価の方法・基準
- 課題リポートの提出とプレゼンテーションの結果を重視する。
- 履修上の留意点
- ・成績評価は11週以上授業に出席した学生を対象とする。
・遅刻は原則として欠席扱いとする。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 課題リポート(Word作成)を作成後、プレゼンテーションを実施し、ゼミ内で意見交換する。
- テキスト
- 菊池俊夫『フードツーリズムのすすめ』(フレグランスジャーナル社、2016年)1800円
- 参考書
- 伊藤昭男『観光ビジネス・エコノミクス概論』(批評社、2017年)2200円