シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 旅行業実務 | 科目コード | 1586 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 山田 勅之 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 有 旅行代理店 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 旅行業従事者は旅行業約款に従い、顧客の安全確保を最優先に、国内・海外の航空機や鉄道、バス、宿泊、食事、観光地、保険などの手配、販売、営業、添乗などの業務を行っています。他方、グローバル化やIT化の進展、アジア諸国の経済発展など外部環境の激変によって、旅行業界も大きな変化を強いられています。本講義では、旅行業界の業態や実務、及び実践的業務の学びを通じて、グローバルな活動を担いえる人材を目指します。
- 到達目標
- 観光産業の主要業界である旅行業の実態把握を通じて、観光産業の問題点を見出し、その解決策を提案する力を身につけます。さらに旅行業従事者にとって必要とされる基礎的知識の習得を目指します。以上から、観光ビジネスを担いえる力を身につけることができます。
- 授業内容
- 1週目 ガイダンス:旅行会社の形態
2週目 産業としての旅行業の変遷と法的位置づけ
3週目 旅行業における商品及び経営の特性
4週目 旅行契約形態と旅行商品のバリューチェーン
5週目 FITと航空運賃制度の変遷
6週目 実務実践① 国際線航空券の見方
7週目 パッケージツアーの仕組み―パンフレット記載内容
8週目 パッケージ商品企画・造成の考え方
9週目 実務実践② 旅行見積
10週目 添乗業務の法的位置づけと現場
11週目 旅行業法と標準旅行業約款
12週目 安全と事故対策
13週目 旅行会社のビジネス展開① 法人営業・MICE・オンライン化
14週目 旅行会社のビジネス展開② グローカル化とインバウンド
15週目 まとめ 旅行会社の未来
16週目 但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 週3時間の予習・復習をすること。参考書や関連の文献に基づいて予習を行い、また毎授業配布するレジュメの復習をすること。
旅行会社の店舗を一度は訪れてみて、実際の業務を観察してみること。
- 成績評価の方法・基準
- 授業時に実施する小テストと小レポート 50%
期末テスト(小論文) 50%
- 履修上の留意点
- 遅刻や私語などの迷惑行為を慎むこと。改善されない場合は不合格となることがあります。毎回配布するレジュメはまとめの小論文作成に必要となるので、保管しておくこと。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 小テストは採点して返却します。またレポートや小論文は基準に基づいて3~5段階に評価して返却します。
- テキスト
- 特になし。毎授業レジュメを配布する。
- 参考書
- 立教大学観光学部旅行産業研究会編『旅行産業論』(公益財団法人日本交通公社)2200円