シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 特殊講義Ⅱ(北海道の生活文化) | 科目コード | 1584 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 加藤 由紀子 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 北海道は、他地域より急速に人口減少・高齢化が進展しています。そのような状況下で、北海道は日本全体に貢献する「生産空間」として位置づけられており、さらなる維持発展が求められています。
そのためには、まず、住んでいる私たちが北海道の魅力や地理、歴史、文化、産業等を幅広く学ぶことが重要です。
その上で、北海道に関する課題を発見し、より深く考察して課題解決への道をさぐる第一歩とします。
- 到達目標
- 幅広く北海道について学び、北海道と他地域との違いを理解しながら、北海道の資源の利活用などに向けて、現状と課題を把握し、将来の進路選択などにむけて自分の考えをまとめることを目標とします。
- 授業内容
- 1週目 札幌市の概略(北海道における札幌市の役割を考える)
2週目 北海道の概略と市町村(北海道の地形の特徴と市町村の位置を確認する)
3週目 北海道の歴史Ⅰ(北海道の歴史とそれにまつわる施設の場所を確認する)
4週目 北海道の地名(北海道の歴史とアイヌ語地名の場所を確認する)
5週目 北海道の歴史Ⅱ(アイヌの歴史を概観する)
6週目 日本の年中行事と北海道の年中行事(道外の年中行事の様子と北海道との違いを考える)
7週目 フィールドワーク(北海道ビジネスエキスポ視察 など)
8週目 北海道における防災・減災(北海道における自然災害について基礎知識を深め、防災減災を考える)
9週目 北海道遺産(北海道遺産の概要と利活用を考える)
10週目 北海道の産業(「漁業」を概観し、漁業資源や地域経済との関係を考える)
11週目 北海道の衣食住(北海道独自の衣食住について概観する)
12週目 北海道のまつりと民俗芸能(北海道のまつりや民族芸能を理解し、そのルーツを探る)
13週目 フィールドワーク(防災センターなど)
14週目 北海道のスポーツビジネス(北海道のスポーツイベントを概観し、スポーツビジネスの今後を考える)
15週目 まとめとセメスター末試験
16週目 セメスター末試験の解説とフィードバック及び自己評価
フィードバック(テスト返却、講評等)を実施します。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- この講義では、授業への出席の前に、その単元の情報の入手をすることが必要です。翌週の講義の内容について、関連する情報を報道などで、必ず把握してきてください。予習・復習の内容については、講義中に指示します。
また、毎授業後に振返りシートを2種類配布します。
①授業当日の振返りシートは授業終了時に提出してください。
②翌週、または指定した日に、授業後復習した振り返りシートを必ず提出してください。 - 成績評価の方法・基準
- 授業の振り返りシート(50%)各種課題(20%)セメスター末筆記試験(30%)で評価します。
- 履修上の留意点
- ①成績の評価は、全16週のうち、10週以上授業に参加した学生を対象とします。
②講義が主体とはなりますが、できるだけ能動的学習(アクティブラーニング)の手法を取り入れ、グループワークやグループディスカッションを取り入れていきます。
③セメスター中に、フィールドワーク(視察や講演会視聴など)を実施することがあります。フィールドワークは、相手先の都合により土日を含む授業以外の時間に設定される可能性もあること、交通費など個人負担があることを了承して履修してください。フィールドワークは全員参加です。
④授業に関するお知らせなどはCoursePowerから行うので、常に確認してください。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 試験については、模範解答を16週に配布します。また提出課題については、コメントをつけてメールなどでフィードバックします。
- テキスト
- 特になし
- 参考書
- 「北海道の歴史文化を巡る旅」国土交通省北海道開発局
また、必要に応じ適宜Course Power上で紹介します。