シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 教育実習Ⅲ | 科目コード | 1316 | 単位数 | 1 |
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担当者名 | 堂徳 将人 | 開講セメスター | 第8セメスター | 開講年次 | 4年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 教育実習校で得た実習体験を基に、望ましい教員としての在り方生き方について、反省的な実践家として自己認識を深化させる。その際、教職を目指す自己の進路意識を再確認するとともに、教員に求められる今日的な課題について再認識しながら、課題解決に必要な実践的な能力の育成に努める。
- 到達目標
- 大学で学んだ学習知と教育実習における学習指導や生徒指導等を通して得られた実践知との融合を図り、反省的な実践家としての態度のもとに、使命感や責任感に裏打ちされた実践的指導力を有する教員としての資質の育成及びその確認を到達目標とする。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーション、教育実習後の研究と修養(教学半の精神)
2週目 教育実習の再考察1(観察・参加を反省的視点で振り返る)
3週目 教育実習の再考察2(実習を反省的視点で振り返る)
4週目 教育実習の体験を活かす1(実習体験から教職に就くに必要な能力を分析)
5週目 教育実習の体験を活かす2(分析に基づき課題解決の方策を検討する)
6週目 模擬授業1(実習校で実施した授業の改善及びHR指導方法の向上を目指し、指導目標の在り方を考察する)
7週目 模擬授業2(実習校で実施した授業の改善及びHR指導方法の向上を目指し、授業やLHRの構成の在り方について考察する)
8週目 模擬授業3(実習校で実施した授業の改善及びHR指導方法の向上を目指し、授業やLHRのアクティブラーニングの方策について再考察する)
9週目 模擬授業4(実習校で実施した授業の改善及びHR指導方法の向上を目指し、授業やLHRの評価方法について再考察する)
10週目 模擬授業5(実習校で実施した授業の改善及びHR指導方法の向上を目指し、授業やLHRの指導計画の在り方について再考察する)
11週目 模擬授業6(実習校で実施した授業の改善及びHR指導方法の向上を目指し、協働的な学習指導の方策について再考察する)
12週目 教育現場で生きて働く力の育成を求めて1(教科指導に係る場面設定と実践的な指導力の育成についての演習と研究協議)
13週目 教育現場で生きて働く力の育成を求めて2(教科外指導に係る場面設定と実践的な指導力の育成についての演習と研究協議)
14週目 確かな期待と信頼を得る理想の教師像について(発表)
15週目 課題レポート(教育実習の総まとめ)の作成、発表、研究協議
16週目 総まとめ(自己評価・相互評価表の返却、ポートフォリオ・履修カルテの作成等)。ただし、やむを得ず15週目の授業が出来なかった場合、補講を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習は、模擬授業・LHR指導・場面設定・発表などの準備を行う。復習は、模擬授業・場面設定・発表等の自己・相互評価をもとに、各自が課題解決の考察をレポートにまとめる。
- 成績評価の方法・基準
- 本講座は、教育実習の事後指導の性格を持つものである。そのため、成績評価については、授業態度・模擬授業・レポート・発表などをもとに形成的な評価の視点を重視しながら総合的に行う。
- 履修上の留意点
- 教育実習を通して、教員として必要な資質や能力の育成が行われたかどうかの確認の場となるよう積極的な取り組みを期待する。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 模擬授業における相互評価、自己評価表をはじめ、各種レポートなどを通してフィードバックする。ポートフォリオを作成して、形成的な評価に努めることを期待する。
- テキスト
- 教育実習Ⅰ及びⅡにおいて使用したテキストを使用する。その他、必要に応じて指示する。
- 参考書
- 講座の中で、適宜紹介する。