シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 教育相談論 科目コード 1580 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
1.学校における教育相談の意義や課題と関係する心理学の基礎的な理論・概念を理解している。
2.教育相談を進める際に必要な基礎的知識や教育相談の具体的な進め方やそのポイント、組織的な取組みや連携の必要性を理解する。
到達目標
授業では、児童及び生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識(カウンセリングの意義、理論や技法に関する基礎的知識を含む)を活用できるように身につけられるようになること。
授業内容
1週目 学校現場における教育相談(意義と課題) 
2週目 カウンセリング理論①(自己理論・精神分析理論・行動理論)
3週目 カウンセリング理論②(論理療法・実存主義)
4週目 カウンセリングマインドとは(概論)
5週目 学校における不適応行動の理解と対応①(不登校)(調査・発表)
6週目 学校における不適応行動の理解と対応②(いじめ)(調査・発表)
7週目 学校における不適応行動の理解と対応③(反社会的問題行動)(調査・発表)
8週目 カウンセリングスキル(1)(言語的技法)
9週目 カウンセリングスキル(2)(非言語技法)
10週目 カウンセリングスキル(3)(ピアヘルピング技法)
11週目 カウンセリングスキル(4)(構成的グループエンカウンター)
12週目 教育相談の組織と計画
13週目 地域の医療・福祉・心理等のチーム支援の在り方(レポート作成)
14週目 生徒・保護者との面接(進め方と留意点)(調査・発表)
15週目 事例研究(事例研究の進め方と留意点)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを調べておくこと。日頃から、カウンセリングの知見で判断できるように興味・関心を払うこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テストやレポートの返却しながら、自らが今後の課題に気づけるようなフィードバックを個別に行う。
テキスト
 高柳真人・前田基成・服部環・吉田武男編著『教育相談』ミネルヴァ書房
¥2200+税
参考書
日本教育カウンセラー協会編『ピアヘルパーハンドブック』図書文化1500+税
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