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2020年度
科目名 特別活動論 科目コード 1310 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
特別活動は、望ましい集団活動の経験を通して、生徒の個人的適応を助け、将来の自己実現を図るための資質・能力を育成するものである。授業では、先ず、特別活動の意義や、指導原理を多角的に考察し、豊かな人間形成における幅広い教養とコミュニケーション能力を身につけることをねらいとする。
到達目標
授業を受ける学生が、今まで自身が習ってきた特別活動を授業で習った特別活動の知見で整理し、活用して、教師として生徒に教えれるような力を身に付けるれるようになること。
授業内容
1週目 特別活動の意義と内容
2週目 教育課程からの特別活動
3週目 教育の歴史から見た特別活動(調査・発表)
4週目 特別活動の意義・目的と歴史(レポート作成)
5週目 個性とは(個人と集団の視点から)
6週目 人間の自己実現
7週目 集団の組織と風土(調査・発表)
8週目 リーダーシップとは(意義、目的)
9週目 リーダーシップの類型と状況論
10週目 リーダーシップ研究(調査・発表)
11週目 HR活動の意義と内容、指導形態、留意点
12週目 HRの実践例(構成的グループエンカウンター)
13週目 HRの実践例(集団思考と討議法)
14週目 生徒会活動(調査・発表)
15週目 学校行事(調査・発表)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを調べておくこと。また、日頃から、リーダーシップが取れている組織などを観察し、そのエッセンスをまとめておくこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テストやレポートの返却しながら、自らが今後の課題に気づけるようなフィードバックを個別に行う。
テキスト
佐々木正治編著 「新中等教育原理改訂版」 福村出版 ¥2,200+税
本テキストは「教師論」と同じテキストを使用
参考書
高等学校学習指導要領(文部科学省)