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2020年度
科目名 教育課程論 科目コード 1578 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
「知の時代」といわれる現代的状況を生徒の学力の向上と今必要とされている新学力を身に付けるための教育課程とカリキュラムの課題を解決する能力を学修する。
到達目標
授業を受ける学生が、今まで自身が習ってきた授業を学習指導の理論や方法で理解し直し、今後、カリキュラムに関して関心を持ち専門性を深める力が身につくこと。
授業内容
1週目 ガイダンス(教育課程と学習指導の位置づけ)
2週目 教育課程の基本原理(1)(意義と必要性)
3週目 教育課程の基本原理(2)(カリキュラムの諸類型)
4週目 学習指導要領と教育課程(1)(学習指導要領の変遷)(調査・発表)
5週目 学習指導要領と教育課程(2)(社会での役割)
6週目 学習指導要領と教育課程(3)(新しい指導要領の方向性と特色)
7週目 特色ある学校の教育課程(調査・発表)
8週目 今日的学力問題と教育課程の課題(レポート作成)
9週目 カリキュラムとは何か(意義と必要性)
10週目 カリキュラムの計画、実施(レポート作成)
11週目 学習指導の基礎(1)(プログラム学習、問題解決学習、系統学習)
12週目 学習指導の基礎(2)(探求学習、ソーンダイク、ワトソン)(調査・発表)
13週目 学習指導の実際(1)(学習指導案の作成、学習指導の展開例)
14週目 学習指導の実際(2)(CMI・CAI・eラーニング)(調査・発表)
15週目 教育評価(相対的・絶対的・個人内評価・ポートフォリオ評価)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを調べておくこと。また、日頃から、学習指導の知見で判断できるように興味・関心を払うこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テストやレポートの返却しながら、自らが今後の課題に気づけるようなフィードバックを個別に行う。
テキスト
佐々木正治編著 「新中等教育原理改訂版」 福村出版 ¥2,200+税
本テキストは「教師論」と同じテキストを使用
参考書
新井邦二郎・濱口佳和・佐藤純共著『教育心理学』培風館 ¥2,000+税
高等学校学習指導要領(文部科学省)