シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | PAL(専門職韓国語)Ⅰ | 科目コード | 1260 | 単位数 | 2 |
---|---|---|---|---|---|
担当者名 | 李 鳳 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 「躍動する北東アジア地域の発展に貢献する」という本学の教育方針、および「国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力の涵養」という本学の学位授与方針に立脚して実施される留学カリキュラムに従い、韓国語を実務に生かすことを目標に、韓国語能力の向上を目指す。さらに韓国語のことわざ・慣用表現を覚え、日韓の発想の類似点と相違を理解する。また韓国語能力試験高級(4級以上)の合格を目指す。
- 到達目標
- ①韓国語能力試験高級(4級以上)の合格を目指す。具体的には韓国関連業務に必要な韓国語をある程度理解と使用ができ、身近かつ重要なテーマについて理解して使用できる。また、韓国語の話し言葉と書き言葉を適切に区分し、使用できることである。
②韓国語のことわざ・慣用表現を習得することにより、韓国文化を理解し、表現力を高める。 - 授業内容
- 1週目 オリエンテーション。
教科書1課:ファッションと買い物
・ファッションとファッション雑貨に関する語彙と表現を習得する。
・もらいたいプレゼント、好きなファッションスタイルについて話したり、尋ねたりできる。
・ファッションに関する簡単なエッセイや放送スクリプトを読み、その内容が理解できる。
2週目 教科書2課:身体と健康
・身体と健康(病気・症状など)に関する語彙が理解できる。
・自分の健康状態と健康を守る方法について友達に話したり、尋ねたりできる。
3週目 教科書2課:身体と健康
・身体と健康に関する新聞記事と放送スクリプトを読み、その内容が理解できる。
4週目 教科書3課:旅行と交通
・道路や交通手段、観光地の案内表示などでよく目にする語彙が理解できる。
・交通手段の利用、旅行地でしたいことなどにつき、友達に尋ねて答えることができる。
5週目 教科書3課:旅行と交通
・案内表示、旅行の広告、旅行地の紹介文を読み、その内容が理解できる。
・北海道観光の韓国語版冊子に記載されている内容を検討する。
6週目 教科書4課:食べ物と飲み物
・好きな食べ物、食事のエチケット、一人ご飯につき、友達に尋ねて答えることができる。
・「韓国の食膳」に関するテキストを読み、その内容を理解、日本との違いを韓国語で話す。
7週目 教科書5課:仕事と職業
・仕事と関連した多様なテキスト(求人報告、ニュース報道の記事)を読み、その内容を理解することができる。
8週目 まとめと中間テスト
9週目 教科書6課:家と住居環境
・住みたい家や住居環境について自身の意見を言うことができる。
・広告と記事を読み、その内容を理解して伝える練習を行う。
10週目 教科書7課:恋愛と結婚
・結婚について友達に尋ねたり答えたりすることができる。
・恋愛と結婚に関する多様なテキストを読み、内容を理解し、意見交換を行う。
11週目 教科書8課:気分と感情
・自分や友達の感情についてお互いに尋ね、答えることができる。
・感情やストレス関連のテキストを読み、理解し、解決案について話す。
12週目 教科書9課:言語と教育
・学校の教育制度、好きな科目などについて友達に尋ね、答えることができる。
・学校生活と関連した多様なテキストを読み、その内容を理解して話す。
13週目 教科書10課:コンピューターと通信
・SNSの長所と短所について自身の意見を言うことができる。
・SNSに関する新聞記事を読み、自分の経験談を言う。
14週目 韓国語のことわざと慣用表現Ⅰ
15週目 まとめと期末テスト
16週目 韓国語のことわざと慣用表現Ⅱ
但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ①事前に配布された課題は必ず事前に予習しておくこと。
②作文・発表課題などは事前に準備し、必要に応じてネイティブのチェックを受けること。
③2時間程度の準備学習を要する。 - 成績評価の方法・基準
- 中間試験(30%)+期末試験(30%)+課題(20%)+授業態度(20%)という比率で成績を算出する。欠席日数が授業日数の3分の1を超えた者は評価の対象としない。
- 履修上の留意点
- ・3回遅刻は1回分の欠席として取り扱う。
・欠席する場合は急病ではない限り、事前に知らせること。
・授業態度は、準備物の用意、課題、発言の積極性などにより評価する。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 課題発表に対しては、教員が修正事項などをコメントする。それに基づいて学生が修正し、発表を行う。発表時にさらに教員がコメントする。最終的にレポートを作成し、提出してもらう。それについても修正箇所をフィードバックするので学生はそれを参考に修正し、最終提出する。
- テキスト
- 『テーマで読む韓国語[中級~中上級]~頻出単語で多読に挑戦~』、金昌九・酒匂康祐(2019)、駿河台出版社、2000円。
- 参考書
- 『韓国語文法語尾・助詞辞典』、李姫子・李鍾禧(2010)、スリーエーネットワーク、4600円