シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 通商実務論Ⅲ 科目コード 1255 単位数 2
担当者名 菊地 均 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 本授業は、各学科の専門科目を基礎にして、自らのキャリアアップを図るためのものである。世の中は、企業活動がグローバル化し、それに伴い貿易取引の仕組みや外国為替、貨物海上保険などの貿易に関する知識が求められている。そのために、通商実務論Ⅲでは通商実務の専門的知識を広く修得し、貿易実務検定にも臨んでもらうことにしている。
到達目標
 通商実務論Ⅲでは、通商実務論Ⅰ・Ⅱを基礎に貿易法務、通関業務、外国為替と代金決済、海上保険などを学び、その上で、貿易実務検定C級の資格を目指すことができる。
授業内容
1週目 貿易と外国為替の仕組み
2週目 外国為替市場と相場
3週目 船荷書類と船荷証券
4週目 国際航空運送
5週目 先物為替取引
6週目 交際収支の構成
7週目 管理通貨制
8週目 貿易決済と輸入金融
9週目 トランスファー問題
10週目 為替調整と為替管理 + レポート提出
11週目 貨物海上保険と貿易保険
12週目 民間長期投資の動向
13週目 短期資本の移動
14週目 わが国における通関制度 + 期末テスト
15週目 国際投資と経済効果
16週目 為替変動リスクの回避。やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
毎週、予習・復習すべき内容を指示するので、それに従い各々週2時間の準備をして臨むこと。なお、その際、自己点検シートを配付するので、記入すること。
成績評価の方法・基準
成績は期末試験、レポート、授業への参加意欲などで総合評価する。
履修上の留意点
高度な実務家養成を主眼とした貿易実務論は、学部レベルで実践できるのは有意義だといえる。毎週、過去の試験問題にも積極的に取り組んでもらいたい。なお、遅刻は原則として認めないが、やむを得ない理由により遅刻する際は、必ず連絡を入れること。
課題に対するフィードバックの方法
提出された試験やレポートについては添削の上、次回の講義内に返却する。
テキスト
日本貿易実務検定協会編『めざせ!貿易実務検定』改訂11版(日本能率協会マネジメントセンター)2420円
参考書
『図解貿易実務ハンドブック・ベーシック版』第6版(中央書院)3740円
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