シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 旅行業務論Ⅲ | 科目コード | 1244 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 加藤 由紀子 | 開講セメスター | 第6セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 旅行業界では、旅行に関する様々な法令や実務などの理解が必須となります。単に国家試験対策のための知識の習得だけでなく、それらを通して「旅行」を多面的に理解することは、これから旅行業界のみならず、観光産業が多様な産業と関わりをっているため、どの事業にとっても必要になってきます。
本学の教育目的である「観光産業及びビジネス全般に有用な基礎的・専門的知識」として、豊かな人間形成における幅広い教養の習得にもつなげていきます。
本講義は旅行業界における必置資格である「総合旅行業務取扱管理者」試験に対応して、特に海外旅行関係を中心に、国内旅行業取扱管理者試験では取り上げられない部分を実践的に解説します。担当者はこの資格保持者です。
- 到達目標
- 次年度の総合旅行取扱管理者試験の、海外旅行資源の英語と地理を除く海外旅行実務、出入国法令実務、国際航空運送約款、国際航空運賃の各項目の受験レベルまでの知識を習得することを目標とします。
- 授業内容
- 1週目 海外旅行資源Ⅰ:ガイダンスと海外における観光資源の概略を学ぶ
2週目 海外旅行資源Ⅱ:海外における観光資源の概略を学ぶ
3週目 旅行実務Ⅰ:時差計算など旅行実務を学ぶ
4週目 旅行実務Ⅱ:ホテル知識など旅行実務を学ぶ
5週目 旅行実務Ⅲ:国際航空に関する基礎知識と航空時刻表の読み方を学ぶ
6週目 旅行実務Ⅳ:海外の鉄道に関する基礎知識と列車時刻表の読み方を学ぶ
7週目 出入国法令と実務Ⅰ:出入国の法令を主に旅券法を中心に学ぶ
8週目 出入国法令と実務Ⅱ:出入国の法令と実務を学ぶ(日本人の出入国)
9週目 出入国法令と実務Ⅲ:出入国の法令と実務を学ぶ(外国人の出入国)
10週目 国際航空運送約款:国際航空運送と国内運送約款の違いを学ぶ
11週目 国際航空運賃Ⅰ:国際航空運賃の概略と計算基礎を学ぶ
12週目 国際航空運賃Ⅱ:国際航空運賃の計算基実務を学ぶ(普通運賃)
13週目 国際航空運賃Ⅲ:国際航空運賃の計算基実務を学ぶ(キャリア運賃)
14週目 国際航空運賃Ⅳ:国際航空運賃の計算基実務のまとめ
15週目 講義全体のまとめとセメスター末試験
16週目 セメスター末試験の解説とフィードバック
フィードバック(テスト返却、講評、等)を実施します。但し、やむを得ず、 15 週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習・復習の内容・時間については、講義中に指示します。それぞれの単元の修了時までに、主に国家試験出題問題の復習をしてください。
- 成績評価の方法・基準
- 定期試験(50%)アチーブメントテスト等小テスト(50%)で評価します。
- 履修上の留意点
- ①旅行業務論ⅠとⅡが履修済であることを原則としますが、翌年10月上旬実施の「総合旅行業務取扱管理者試験」の受験を前提とする場合、それぞれを履修していなくても受講は可能です。いずれにしても、翌年の旅行業務取扱管理者試験の受験を念頭に履修してください。
②成績の評価は、全16週のうち、10週以上授業に参加した学生を対象とします。
③授業に関するお知らせなどはCoursePowerから行うので、常に確認してください。
- 課題に対するフィードバックの方法
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試験については、翌週もしくは指定した日に模範解答を配布しフィードバックします。
- テキスト
- 特になし。地図などは個人で使っているものを持参してください。
- 参考書
- 市販の問題集などがあります。レベルに応じて適宜Course Power上で紹介します。