シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 観光ビジネス論 科目コード 1431 単位数 2
担当者名 加藤 由紀子 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 有 航空会社
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
観光を考える上で重要な視点は、「移動」「交流」「事業」ともいわれます。これらの視点を踏まえ、現在展開されているビジネスの中で、運輸交通業、旅行、宿泊業などに焦点を当てて、それぞれの特徴、歴史や果たすべき役割、業務の変遷について学びます。担当者の実務経験を活かして、実践的に解説します。また、増大するアジア各国からの北海道外国人訪問者や様々な交流に関して、その受け入れ態勢や、滞在環境に対しての取り組みについても概観していきます。
到達目標
観光ビジネスにおいて、それぞれの特徴を理解し、今後どうあるべきかという課題意識を常にもつことは重要です。将来への進路選択を踏まえたうえでの、それぞれのビジネスについて情報や知識を整理し、観光という社会活動の実態を把握して、あるべき姿や課題解決を自分で説明できることを目標とします。
授業内容
1週目 日本における観光の現状を概観する
2週目 代表的な企業の事例から、鉄道事業を学ぶ
3週目 代表的な企業の事例から、国内航空運送事業を学ぶ
4週目 代表的な企業の事例から、国際航空運送事業を学ぶ
5週目 日本の空港の経営システムと空港ビジネスについて学ぶ
6週目 代表的な企業の事例から、バス事業を学ぶ
7週目 代表的な企業の事例から、フェリー・クルーズ事業を学ぶ
8週目 代表的な企業の事例から、タクシーやレンタカー・道の駅事業などを学ぶ
9週目 旅館の代表的な企業を例に、宿泊施設について学ぶ
10週目 ホテルの代表的な企業を例に、宿泊施設について学ぶ
11週目 代表的な企業の事例から、旅行業について学ぶ
12週目 代表的な企業の事例から、テーマパークなどの観光施設について学ぶ
13週目 MICEの歴史と現況を、日本と北海道、海外の事例で学ぶ
14週目 土産物の歴史と現況を概観し、その問題点を探る
15週目 まとめとセメスター末試験
16週目 セメスター末試験の解説とフィードバック及び自己評価
フィードバック(テスト返却、講評、等)を実施します。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
この講義では、ニュースや社会の動きや変化を常に意識することが必要です。翌週の講義の内容について、関連する情報を報道などで必ず把握してきてください。予習・復習の内容については、講義中に指示します。

毎授業後に振返りシートが2種類配布します。
①授業当日の振返りシートは授業終了時に提出してください。
②翌週、または指定した日に、授業後復習した振り返りシートを必ず提出してください。
成績評価の方法・基準
毎授業の振返りシート(50%)各種課題(20%)セメスター末筆記試験(30%)で評価します。
履修上の留意点
①成績の評価は、全16週のうち、10週以上授業に参加した学生を対象とします。
②授業に関するお知らせなどはCoursePowerから行うので、常に確認すること。
③セメスター中に、フィールドワーク(視察や講演会視聴など)を実施することがあります。フィールドワークは、相手先の都合により土日を含む授業以外の時間に設定される可能性もあること、交通費など個人負担があることを了承して履修してください。フィールドワークは全員参加です。

課題に対するフィードバックの方法
試験については、模範解答を16週に配布します。また提出課題については、コメントをつけてメールなどでフィードバックします。
テキスト
特になし
参考書
「観光ビジネス未来白書」加藤弘治編著 同友館

また、必要に応じ適宜Course Power上で紹介します。
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