シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 観光振興論Ⅱ 科目コード 1472 単位数 3
担当者名 山田 勅之 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
近年、観光振興を通じて、地域振興を図る動きが活発です。本講義では、地域の「観光資源」が元来どのように認識されていたのか、といった点から説き起こし、観光振興に供されていく過程と見る側の認識を検討します。そこから関連する各方面にどのような影響を及ぼし、またどのような課題があるのかを考察していきます。以上から、国際社会と地域社会に貢献できる人材を目指します。
到達目標
「観光資源」の利用が経済効果を生むだけではなく、様々な方面に影響が波及することを理解することによって、より良い観光振興、地域振興の方策を考察します。そこから、グローバルな視角を持ちながら、ローカルに密着した振興策を提案できる力を身につけることできます。
授業内容
1週目 ガイダンス:観光資源を用いた観光振興
2週目 歴史的町並みの再生と観光① 滋賀県長浜市
3週目 歴史的町並みの再生と観光② 京都市
4週目 都市の再生① 神戸・南京町
5週目 都市の再生② 神戸・北野異人館
6週目 アートと観光:金沢21世紀美術館
7週目 アニメツーリズムで地域振興
8週目 震災復興と観光:東北と熊本
9週目 観光を通じた先住民族「振興」:アイヌ民族
10週目 大学と地域振興
11週目 観光地域づくりの舵取り役:DMO
12週目 世界文化遺産と観光振興① ブランディング
13週目 世界文化遺産と観光振興② アンコールワット
14週目 サステイナブル・ツーリズム ブータン
15週目 まとめ 小論文作成
16週目 振り返り・講評。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
週3時間の予習・復習をすること。参考書や関連の文献に基づいて予習を行い、また毎授業配布するレジュメの復習をすること。
成績評価の方法・基準
授業時に実施する小レポート 50%
小論文 50%
履修上の留意点
遅刻や私語、飲食などの迷惑行為を慎むこと。改善されない場合は不合格となることがあります。欠席は授業への参加度の観点から減点対象とします。毎回配布するレジュメはまとめの小論文作成に必要となるので、保管しておくこと。
課題に対するフィードバックの方法
レポートや小論文は基準に基づいて3~5段階に評価して返却します。
テキスト
特になし。毎授業レジュメを配布する。
参考書
高崎経済大学地域化学研究所『観光政策への学際的アプローチ』(勁草書房)3520円
橋本和也『地域文化観光論』(ナカニシヤ出版)2860円
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