シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 観光振興論Ⅰ | 科目コード | 1471 | 単位数 | 3 |
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担当者名 | 山田 勅之 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 経済振興の一方策として観光がますます重要視されています。とりわけ国際観光は新たな成長分野として、様々な施策が行なわれています。本講義ではインバウンドとアウトバウンドを対象として、具体的な事例を取り上げながら、現状と課題、問題点を検討していきます。それらを通じて、国際観光の分野において、グローバルな活動を担いうる人材を目指します。
- 到達目標
- インバウンドとアウトバウンドそれぞれに対する振興策が、どこへ、どのように影響を及ぼしてしているのかを理解するとともに、そこから生じる問題を把握します。以上から、国際社会と地域社会に貢献できる能力を身につけることができます。
- 授業内容
- 1週目 ガイダンス:観光振興の概略
2週目 日本の国際観光の変遷
3週目 インバウンドの現状
4週目 観光インフラ
5週目 ユニバーサルツーリズム
6週目 規制緩和:民泊がもたらすもの
7週目 中国訪日旅行① 「爆買い」
8週目 中国訪日旅行② 「爆買い」後
9週目 ハラール・ツーリズム:イスラム教徒訪日観光
10週目 オーバーツーリズム
11週目 アウトバウンド:海外旅行とメディア
12週目 航空市場の変遷
13週目 リゾート開発: ハワイ
14週目 若者を海外へ:アウトバウンドの発展を目指して
15週目 まとめ 小論文作成(学内にて実施予定)
16週目 振り返り・講評。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 週3時間の予習・復習をすること。参考書や関連の文献に基づいて予習を行い、また毎授業配信するレジュメと動画にて復習をすること。
- 成績評価の方法・基準
- 授業時に実施する小レポート 50%
小論文 50%
- 履修上の留意点
- ・本講義は原則遠隔授業(オンデマンド)で実施します(第15週を除く)。使用ツールはグーグルclassroomで、クラスコードは「k4netfm」です。毎授業レジュメと動画を配信します。受講に際し、IT環境の整備(WIFI、プリンターなど)をお願いします。
・連絡事項は大学から支給されたGmailアドレスへ送ります。
・期限内に小レポートを提出できない場合、欠席扱いとするので注意してください。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 小レポートや小論文は基準に基づいて3~5段階に評価して返却します。
- テキスト
- 特になし。毎授業レジュメと動画を配信する。
- 参考書
- 高井典子・赤堀浩一郎『訪日観光の教科書』(創成社)2310円
山口誠『ニッポンの海外旅行―若者と観光メディアの50年史』(ちくま新書)858円