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2020年度
科目名 コマース研究ゼミナール 科目コード 1212 単位数 2
担当者名 阿部 秀明 開講セメスター 第7セメスター 開講年次 4年次
授業の方法 演習 実務経験
授業のねらい
課題解決にあたっての情報収集力や仮説・検証するための解析技法は、現代人の当然の知識として要求される。本ゼミでは、パソコンによる計量経済分析をテーマに、政府機関が公表している様々な統計情報の中から、社会経済に係わる関連情報を収集しそれらを用いた経済統計の各種手法や計量分析の修得を目指す。こうして修得した知識および技能を基に、自ら課題を発見し解決する能力を身につける。
到達目標
1)統計分析の理論的な理解と経済分析への応用ができるように指導するとともにPCをツールとして使いこなせるように、Excelの高度な操作技法(アドイン機能を利用)も併せて習得する。
2)公表されている経済指標を加工し、与えられた具体的な事例に対して、基本的な統計解析ができる。
3)Excelによって具体的な経済分析を実施し、その結果をレポートにまとめるとともに、PowerPointによるプレゼン資料の作成と研究報告を行う。上記1)〜3)の学習目標を通じて、分析能力と応用力を養うことができる。
授業内容
1週目 地域経済の構造分析やマーケティングで利用される統計的手法、計量分析のためのPC活用術を学ぶ(応用編)。
2週目 経済統計解析の応用:EXCEL等の機能を使って行列、回帰、さらに最小自乗法の機能について復習。
3週目 計量経済分析の応用編機弾力性の理論と最小自乗法による計測。
4週目 計量経済分析の応用編供Ы蠧席儔修雇用や消費に及ぼす影響の度合いを弾力性により計測し、その結果をレポートとして提出。
5週目 時系列分析機兵他敲析):季節変動、周期性、不規則要因を含む時系列予測の実証分析。
6週目 時系列予測供兵他敲析):異なる尺度にある時系列データの実証分析。
7週目 時系列予測掘淵肇譽鵐浜渋の実証):具体的な実証分析として、例えば、為替レートの変化、株価の変動等を予測。
8週目 産業連関分析機兵他敲析):産業連関表における部門統合の具体化、投入係数、逆行列係数の計算を通じて、連関モデルの基本構造を理解。
9週目 産業連関分析供兵他敲析):全国の産業連関表を用いて、産業構造の分析を実施。影響力係数、感応度係数の計測。
10週目 全国における産業構造の分析:特定部門の生産誘発効果、需要創出効果、さらに雇用効果を含めた総合波及効果の実証分析を実施し、その結果をレポートに纏める。
11週目 地域産業連関表による実証分析機北海道地域連関表を用いた産業構造分析。
12週目 分析結果を基に、産業間の取引構造の特徴や移輸出入係数の特徴を考察。
13週目 地域産業連関表による実証分析供北海道地域連関表を用いた特定部門(例えば観光業や農業)の構造分析。産業間の相互依存関係から導出される影響力や生産誘発効果の計測。
14週目 地域産業連関表を用いた地域分析:特定部門の生産誘発効果、需要創出効果、さらに雇用効果を含めた総合波及効果の実証分析を実施し、その結果をレポートに纏める。
15週目 レポートの提出とともに、プレゼンテーション資料を作成し発表。
16週目 上記報告会における研究内容についての総括とともに、報告会において課題となったポイントについて講評・解説などフィードバックを行う。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。
準備学習(予習・復習)等の内容
予習:予めWebサイトにおいて公開されているゼミの内容(シラバス)を確認し、各回の学習内容に合わせた配布資料(ゼミ最初のガイダンスで指示)を閲覧して下さい。なお、実際に統計分析を行う際には、予め本学のe-Learningシステムである「CoursePower」内の講義一覧からコマースゼミナールを選択し、演習で使用する資料等の教材や公表データ(Excelファイル)をダウンロードし、事前に内容等を確認するようにしてください。
成績評価の方法・基準
分析結果に関した報告(PowerPointによるプレゼンテーション)により総合的に評価する。
履修上の留意点/課題に対するフィードバックの方法
このゼミナール犬蓮各自の明確な問題意識と具体的な分析方法が求められます。既にゼミナール靴砲いて、経済分析のための幾つかの方法論が理解されていると思うので、公表データを用いた具体的な実証分析が求められます。
テキスト
ゼミ最初のガイダンス時に指示しますが、随時自作の資料を配付します。また、教材・公表データは、「CoursePower」内の講義一覧からコマースゼミナールを選択し、演習で使用する公表データ(Excelファイル)や参考資料(PDFファイル)を必要に応じダウンロードすること。
参考書
特に指定しないが、阿部秀明・他著『地域経済強靭化に向けた課題と戦略』「共同文化社」,2018年等、必要に応じ指示する。