シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | コマース研究ゼミナールⅠ | 科目コード | 1209 | 単位数 | 2 |
---|---|---|---|---|---|
担当者名 | 田村 亨 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 企業と消費者は、市場という時空間の中で様々な流通活動を行っている。その中の商業空間を構成する要素は、土地、自然資源、社会資本、制度資本の4つとされ、その魅力がグローバルに動き回る人・モノ・情報・お金を引き付ける。ゼミナ-ルでは、商業空間の拠点整備プロジェクトを対象にプロジェクト・ファインディングの手法を習得することにより、自らの課題を発見し解決する能力を身につける。
- 到達目標
- ・消費者行動と企業立地行動の理論を習得し、用語を的確に使えるようになる
・プロジェクトのリスク分析方法を習得し、用語を的確に使えるようになる
・SWOT分析手法を習得し、使えるようになる
・以上をとおして、習得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決できるようになる - 授業内容
- 1週目 プロジェクトファインディングとは
2週目 プロジェクトを構成する5要素
3週目 消費者の行動理論
4週目 企業の立地戦略
5週目 情報管理
6週目 消費者と企業の選択
7週目 集団の選択(社会合意形成)
8週目 商業空間プロジェクトのリスク分析
9週目 商業空間プロジェクトのPDCA
10週目 商業空間プロジェクトづくり(SWOT分析の基礎)
11週目 商業空間プロジェクトづくり(SWOT分析の応用)
12週目 事例研究 消費者の行動
13週目 事例研究 企業の立地
14週目 プレゼンティション 消費者の行動
15週目 プレゼンティション 企業の立地
16週目 プロジェクトの評価 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ゼミナールは、「講義」と「ケ-ス・ディスカッション」から構成され、与えられた課題について討論するため予習が必要となる。
(予習)講義の中で次回講義のキーワードを示すので、インターネットを用いで調べてくる。(復習)広義の理解が不十分な箇所を明確にして、次回講義で質問できるように準備をする。30分以上の予習・復習を行うこと。 - 成績評価の方法・基準
- 事例分析した結果をプレゼンティションすることにより評価する
- 履修上の留意点
- 公表データを用いた具体的な実証分析が求められる
- 課題に対するフィードバックの方法
- 毎回、講義の中で質問を行い、学生の回答に対する評価を講義の最後に行う
- テキスト
- ゼミナ-ル時に資料を配布する
- 参考書
- 伊藤香織ほか、「シビックプライド」、宣伝会議、2008年 1900円