シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | コマース研究ゼミナールⅢ | 科目コード | 1211 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 西川 博史 | 開講セメスター | 第6セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- グローバル化時代のアジア地域統合について、討議する。グローバルの定義に関する様々な論議を紹介し、グローバルとは何か、その課題や問題点について考える。テキストとして、グローバルな世界とアジア的価値観について、これまで発表した私の論考(日文・中文)を用いるので、中国語の履修生が望ましい。
- 到達目標
- 「グローバル」という社会現象を通して、現代社会の仕組みを理解できるようにする。それに基づいて世界経済とアジア経済を(日本経済含む)の関係について理解させる。
- 授業内容
- 1週目 地域統合と地域間協力(政治的統合)
2週目 地域統合と地域間協力(経済的統合)
3週目 グローバル化の波(グローバル化とは何か)
4週目 グローバル化の波(グローバル化をめぐる論争)
5週目 経済のグローバル化と文化のグローバル化(文化のグローバル化とは何か)
6週目 経済のグローバル化と文化のグローバル化(文化摩擦とナショナリズム)
7週目 アジアの地域統合(ASEANの進展)
8週目 アジアの地域統合(中国の抬頭)
9週目 討論・レポートの課題説明・テスト等
10週目 日米関係とTPPの行方(戦後のアジアと日米関係)
11週目 日米関係とTPPの行方(アジア・太平洋の時代)
12週目 アジア的価値観と経済発展(1-歴史的問題)
13週目 アジア的価値観と経済発展(2-現状の課題)
14週目 中国の挑戦-「一帯一路」とアジア通貨構想(中国のアジアにおける地位)
15週目 中国の挑戦-「一帯一路」とアジア通貨構想(中国の21世紀構想)
16週目 討論・レポートの課題説明・テスト等2
但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習を義務づける。授業内容に合う類書で予習すること。授業では、質問を行い、理解力を高めることに努力すること。復習は各自行うこと。
- 成績評価の方法・基準
- 随時、課題別のレポートを課す。ゼミでの発言など、総合的に評価して、成績評価の基準とする。
- 履修上の留意点
- 自由な討論の場とする。積極的に課題追求することを望む。
- 課題に対するフィードバックの方法
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各項目に対し、各自レポートを用意する。
2回の討論の際にこれを検討する。
レポートは朱を入れ、課題を明記して返却するので、それに基づいて再提出すること。 - テキスト
- テキストについては、コピーして渡す。
- 参考書
- 蔡ファン著(西川博史訳)『中国の経済改革と発展の展望』(現代資料出版社 2800円)