シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | コマース研究ゼミナールⅢ | 科目コード | 1211 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 深澤 史樹 | 開講セメスター | 第6セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- ・当ゼミでは、「調べて、書く、他者に伝えるためのプレゼンテーションができる」を目標に、そのために必要な方法論を学び、少人数で実践的訓練を行う。さらに、書籍やネットの世界のみならず、現場主義を大切にするために可能な限りフィールドワークなども取り入れる予定です。
・具体的には、輪読を通した演習形式とする。学生が司会者、報告者、討論者となり積極的な議論の場を通して、ディプロマ・ポリシーにある、豊かな人間形成における幅広い教養とコミュニケーション能力を身につけるとともに、修得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決する能力を身につける場とする。 - 到達目標
- ・自分が知りたい「情報」をどのようにして引き出すのかを理解できる。具体的には、ネットからの引き出し方、図書館(学術データベース)からの引き出し方、直接的に人や現場に接する(ヒアリング調査等)によって情報を引き出すことができるようになる。
・集めた情報を整理、分類してまとめる、つまり「書く」ことができるようになる。
・自分がまとめた内容を、他社へ伝える、つまり「プレゼンする」ことができるようになる。
・他者の主張を理解し、まとめる能力を養う。 - 授業内容
- 1週目 ガイダンス(ゼミでの約束事項の確認、ゼミ内での役割分担の確認、輪読やフィールドワークに関する意見交換)
2週目 輪読のための書籍選定と決定
3週目 輪読開始 輪番者による報告発表と議論①「序章・第1章」
4週目 輪番者による報告発表と議論②「第2章」
5週目 輪番者による報告発表と議論③「第3章」
6週目 輪番者による報告発表と議論④「第4章」
7週目 輪番者による報告発表と議論⑤「第5章」
8週目 輪番者による報告発表と議論⑥「第6章」
9週目 輪番者による報告発表と議論⑦「第7章」
10週目 輪番者による報告発表と議論⑧「第8章」
11週目 輪番者による報告発表と議論⑨「第9章」
12週目 輪番者による報告発表と議論⑩「第10章・終章」
13週目 フィールドワークのための準備
14週目 フィールドワークの実施
15週目 フィールドワークの振り返り
16週目 ゼミナール全般に対する講評。但し、やむを得ず、15週目までのゼミナール内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ・広く文章に触れる機会を多く作ること。大量の文章を読むことにできるだけ慣れておくこと。
・レポートなど文章を書く機会を多く持つこと。苦手意識の克服が必要。
・パソコン(特にキーボード入力)を多用するので慣れておくこと。
・輪読する書籍について、事前学習として読み、内容やポイントを把握しておくこと(所要時間:90分)。また、事後学習として、報告者のレジメやゼミで議論された内容を反芻し、さらなる考察を促すために課題を課すこともある(所要時間:90分)。
- 成績評価の方法・基準
- ・ゼミ活動を通じて、司会者、報告者、討論者の役割をきちんと理解し、積極的に参加しているか。とりわけ、報告者としてその義務を果たすことを重要視します(80%)。
・学生自身でタスク管理(時間や期日を守る)がなされているか(20%)。 - 履修上の留意点
- ・成績評価は、11週以上ゼミナールに出席した学生を対象とする。
- 課題に対するフィードバックの方法
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・毎回、報告者へは報告内容、レジメの書き方やプレゼンの方法、司会者へは司会の進め方、議論の進め方、討論者へは議論へ参加する態度等、良かった点や課題などゼミナールの講評を行う。
・ゼミナール時間外においても、学生の要請に対して直接もしくはCoursePowerを利用してフィードバックなどの支援をする。 - テキスト
- 輪読で使用する書籍の決定後、明示する。
- 参考書
- 石黒圭(著),『論文・レポートの基本』(日本実業出版社),2012年,1,400円+税