シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | コマース研究ゼミナールⅠ | 科目コード | 1209 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 坂口 可奈 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 将来どのような仕事に就くにしろ、コミュニケーション能力、ディスカッション能力、プレゼンテーション能力、課題発見能力は重要です。今後、育った背景や習慣が全く違う人、自分とは正反対の考え方を持つ人と共に仕事をすることになるでしょう。その時のために、「他者がその意見を持つに至った背景も考慮した上で、否定ではなく批判することができ、自分の意見を論理的に主張できるような人」になりましょう。本ゼミナールでは、これらの力を伸ばすための基礎を学んだあと、民主主義や格差など現代世界が抱える問題に関する文献の輪読とディスカッションを行います。また、2000字程度のミニ・レポートを数回書くことで文章力も養います。
- 到達目標
- ・議論の作法を身に着ける
・文章作成の基礎を身に着ける
・自分の意見を論理的に主張できるようになる
- 授業内容
- 1週目 イントロダクション
2週目 文章作成の基本
3週目 議論の基本
4週目 『社会学的想像力』1~2章
5週目 『社会学的想像力』3~4章
6週目 『社会学的想像力』5~6章
7週目 『社会学的想像力』7~8章
8週目 『社会学的想像力』9~10章
9週目 『歴史とは何か』1~2章
10週目 『歴史とは何か』3~4章
11週目 『歴史とは何か』5~6章
12週目 『危機の二十年』1~2章
13週目 『危機の二十年』3~4章
14週目 『危機の二十年』5章
15週目 今後の学習にむけて - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 自分の担当ではなくても、指定された文献を毎回必ず読むこと
- 成績評価の方法・基準
- 平常点(議論への参加度、報告)100%
授業出席率8割以上かつ全てのミニレポートを提出した受講生のみ評価対象とする
- 履修上の留意点
- 1.ゼミは毎回出席することが求められます。体調不良等で欠席する場合は、事前に教員にメールで連絡すること。
2.担当教員のいずれかの講義でB+以上の成績であることが望ましい
3.リアルタイム型のオンライン授業を受講できる環境が整っていること - 課題に対するフィードバックの方法
- ミニレポートは授業中に返却する
- テキスト
- E・H・カー『歴史とは何か』岩波書店860円
C・ライト・ミルズ『社会学的想像力』ちくま学芸文庫1400円
- 参考書
- 伊丹敬之(2007)『創造的論文の書き方』有斐閣 1700円