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2020年度
科目名 原価計算論 科目コード 1424 単位数 2
担当者名 中西 良之 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 実務経験
授業のねらい
企業は、その活動によって利益を追求しています。そのため、製造業、建設業などの立場で活動している場合には、その製造コスト意識が必要です。本講では、製造業、建設業などにおける原価計算の方法と考え方およびそれらの記帳方法(工業簿記)について、アカウンティングの知識を活用しながら講義します。これらを学習すことによって、製造業などの企業の業績を分析する能力を養います。本講義により、自ら課題を発見し解決する能力を身に付けることをねらいとします。
到達目標
製造業における簿記の記帳原理(工業簿記)を学び、製品の実際原価計算や標準原価計算、原価分析による損益分岐点、投資意思決定の直接原価計算などの基本的な考え方を理解します。日商簿記検定2級工業簿記程度の知識習得を目標にします。
授業内容
1週目 商業簿記と工業簿記の相違。工業簿記と原価計算の意義と目的
2週目 工業簿記の構造。工業簿記の勘定の流れ、材料などから売上原価まで
3週目 材料費の会計処理。直接材料費と間接材料費の意義と計算と勘定処理
4週目 労務費の会計処理。直接労務費と間接労務費の意義と計算と勘定処理
5週目 経費の会計処理。直接経費と間接経費の意義と計算と会計処理。
工業簿記の勘定連絡図と製造原価報告書の関連について。
6週目 製造間接費の計算と会計処理。製造間接費の意義、製造間接費の計算と勘定処理
7週目 工業簿記の勘定連絡図と製造原価報告書について
8週目 部門費の会計処理。製造工程に見合った部門の設定と部門費の計算
9週目 個別原価計算(1)。個別原価計算と総合原価計算との意義と相違について
10週目 個別原価計算(2)。個別原価計算の具体的な計算演習。
11週目 総合原価計算(1)。総合原価計算の基礎、先入先出法と平均法の計算方法。
12週目 総合原価計算(2)。具体的な総合原価計算の適用、単純総合原価計算、工程別総合原価計算、組別総合原価計算など具体的計算演習。
13週目 標準原価計算。総合原価計算と標準原価計算との相違。
14週目 経営における原価分析。直接原価計算。
15週目 総合原価計算及びCVP分析(+期末試験)
16週目 総合演習問題 但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学習(予習・復習)等の内容
各自テキストの設例、基本例題を必ず予習・復習して、授業では積極的に質問に取り組んで下さい。自分の手で解いて納得するまで復習して下さい。
成績評価の方法・基準
平常点(授業態度、課題提出等)30点、期末試験70点によって評価します。また、テキストの練習問題を解いて理解度を確認します。なお、授業中の積極的な質問や発表は評定において考慮します。
履修上の留意点/課題に対するフィードバックの方法
授業では、簿記の基礎知識を前提に仕訳及び転記、振替などの会計処理が多用されます。したがって、簿記の基本的な知識を有していることが望ましいですが必須ではありません。講義中に小テストを実施し、その内容を解説します。
テキスト
岡本清ほか編著 『検定簿記講義2級工業簿記(2020年度版)』(中央経済社)
800円+税
参考書
岡本清ほか編著 『検定簿記ワークブック2級工業簿記 2020年度版』(中央経済社)
山田庫平ほか編著『原価・管理会計の基礎』中央経済社