シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 国際ビジネスコミュニケーション 科目コード 1419 単位数 2
担当者名 堤 悦子 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
この講義は,世界の地図的な位置づけと政治・社会・国際関係がどのようになっているのかについて理解することをねらいに実施します。新卒採用を行うような優良企業の多くがグローバル企業であり、受講者が卒業後活躍するビジネスシーンで必要となるコミュニケーションの基礎知識を培うことをねらって開講します。特に資本主義圏は欧米が中心であることを前提に学びましょう。
到達目標
世界の全体像の把握と現在どこでどのようなことが話題になっているのか、それについて、完ぺきとはいえなくても、おおよそ自身の方向性や、考えを相手に述べ伝えることができるようになる能力を身に着けることを到達目標にします
授業内容
1週目 過去から現代までの地政学
2週目 アメリカを中心とした世界システム
3週目 あいつぐ紛争に直面する国
4週目 21世紀の幕開けと新たな地政学的問題
5週目 受講者の発表と討論(1週目から4週目までで役割分担をして発表)
6週目 EUとNATO
7週目 イギリスのEU離脱と金融を目指してきた国家についての考察
8週目 ドイツのヨーロッパにおける役割
9週目 フランス:西ヨーロッパの十字路
10週目 イタリア:歴史文化と現在
11週目 スペイン:民族の移動と活動
12週目 ロシア:現在にいたる遺産の日露の特別な関係
13週目 インド:多様性の中の統一
14週目 受講者の個別発表と討論
15週目 アメリカのヘゲモニーという文脈におけるアジア基軸
16週目 日本について考察する
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
講義はZoomを中心にオンタイムで行い、毎回担当者をあてておきます。それが評価内容になりますので、漫然と講義時間にZoomをオンしているだけでは、点数はありません。履修者数にもよりますが、検討時間もあててゆきます。討論にも真摯に参加することが重要で各自の準備は欠かせません。
成績評価の方法・基準
分担の発表や講義の中で行う質疑応答や討論への参加で評価します。努力することが十分尊重されますので、徐々に講義に慣れてくることを期待し、それを評価します。講義内容の理解はもちろんのこと、積極性やコミュニケーション能力を高めたことが評価されます。
履修上の留意点
就職に関する活動やボランティア活動への参加、教育実習に関連した活動などは大いに支援します。そのためにこの講義時間に出席できない場合は事前に欠席を届け出て、のちに証拠となるような資料をを送信してください。
課題に対するフィードバックの方法
時々それまで講義で学んできたことについて質問したり討論する時間を設定します。自身にかかていると感じた箇所については、積極的にテキストを読み、レポートを提出するなど常に教師とコミュニケーションをとってください。
テキスト
猪口孝監修『ラルース新盤地図で見る国際関係』(原書房)
参考書
講義の中で随時紹介します。