シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 特殊講義Ⅱ(中国社会経済文化論) | 科目コード | 1518 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 伊藤 昭男 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 中国人の行動原理を中国の社会システムの理解を通じて学習する。今後、東アジアおよび世界において重要なプレゼンスを高めている中国との国際ビジネス交流の実施や、中国との国際的相互理解を深めていくための広い視野と教養を身につけることがねらいである。
- 到達目標
- この授業を通じてアジアの隣国である中国の社会システムを理解するとともに、中国人の行動原理の基礎を理解することできる。
- 授業内容
- 1週目 講義の方針、国内力学が決める対外行動。
2週目 現代中国の世界観:その1。
3週目 現代中国の世界観:その2。
4週目 中国人を規定する伝統的家族観:その1。
5週目 中国人を規定する伝統的家族観:その2。
6週目 対外関係の波動:その1。
7週目 対外関係の波動:その2。
8週目 政経分離というキメラ:その1、第1回テスト。
9週目 政経分離というキメラ:その2。
10週目 先走る地方政府:その1。
11週目 先走る地方政府:その2。
12週目 先走る地方政府:その3。
13週目 海洋問題はなぜ噴出したか:その1、第2回テスト。
14週目 海洋問題はなぜ噴出したか:その2。
15週目 習近平とその後の中国
16週目 講義全体についての総評と2回のテスト結果に対しての総括を実施する。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 週3時間の予習・復習を行うこと。特にテキストは講義に対応して事前に読んでおくこと。また、重要ポイントの確認および理解が不十分であった点については復習して十分な理解に努めること。
- 成績評価の方法・基準
- 2回のテストの結果で評価する。
- 履修上の留意点
- ・成績の評価は11週以上授業に出席した学生を対象とする。
・遅刻は原則として欠席扱いとする。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 2回のテストに対するフィードバック(講評を含む)を実施する。
- テキスト
- 益尾知佐子『中国の行動原理』(中公新書、2019年)、920円
- 参考書
- 竹田いさみ『海の地政学』(中公新書、2019年)、900円