シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 特殊講義Ⅰ(ビジネス・マネジメント) | 科目コード | 1533 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 島津 望 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 企業の社会的責任や社会的企業の動きなどについて、国連が定めた「SDGs=持続可能な開発目標」との関係で考察する。この授業を通して、社会問題が起こる背景、原因、その解決策などを総合的に捉える能力を養う。
- 到達目標
- SDGsが設定された背景および、企業の社会的責任や社会的企業業がこれらとどのような関係にあるのかが理解できるようにする。特にグローバル化の観点から、経済、社会、環境問題を理解する能力を身に付けることが到達点である。
本学のカリキュラム・ポリシーである「国際社会における生活慣習や環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解」することを目指す。 - 授業内容
- 1週目 イントロダクション SDGsの概要
2週目 SDGsの17の目標の相互の関係について
3週目 企が行なうSDG1 サラヤのSDGs
4週目 環境保護に関するサラヤの事業
5週目 衛生管理に関するサラヤの事業
6週目 企が行なうSDG2~味の素
ベトナムの社会課題と味の素の事業
7週目 ガーナの社会問題と味の素の事業
8週目 前半のまとめと中間テスト
9週目 中間試験の講評および社会的企業とSDGsの関係
10週目 多国籍企業が引き起こす途上国問題
11週目 バングラディシュの貧困問題とコルヴァの事業戦略
12週目 タンザニアの水の問題と日本ポリグルの事業戦略
13週目 タンザニアの電気の問題とデジタル・グリッド・ソリューションズの事業戦略
14週目 インドネシアのカカオ農家の貧困問題とダリケイの事業戦略
15週目 後半のまとめと期末試験
16週目 期末試験の講評と学期を通しての総括。ただし、やむを得ず15週までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業をおこなう。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習と復習に、合計、週3時間を充てること。予習・復習のポイントについては、CoursePowerに掲示するので、必ず確認しておこなうこと。
ディスカッションなどを行なうアクティブラーニングの授業であるので、予習と復習をおこなってきて、意見を表明できる準備をしてくること。 - 成績評価の方法・基準
- 中間テストと期末テストにより評価する。
- 履修上の留意点
- 初回から中間試験の間、および中間試験後と期末試験の間に、それぞれ3回以上欠席した場合は、中間試験と期末試験の受験資格を失う。
2回の遅刻で1回の欠席に換算する。授業中の私語、スマホ操作、その他注意事項を守らない場合は退席させ、その授業は欠席とみなす。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 試験のフィードバックは、次回の授業において解説を配布して説明する。採点に疑義がある場合は、その際に申し出ること。
- テキスト
- 市販のテキストは使用しない。教材資料をCouresePower上で配布する。
- 参考書
- 一般社団法人 Think the Earth 編集『未来を変える目標』(紀伊國屋書店)1800円