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2020年度
科目名 情報社会と統計 科目コード 1176 単位数 2
担当者名 玉井 航太 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
情報社会において統計の扱い方を知り,それを用いることができることは必要なことである。エクセルを操作しながら、データの整理や提示の方法,記述統計と推測統計の基礎を学び、データ分析の仕方やその背景にある統計手法の考え方を理解する。そして,修得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決する能力を身に付けてもらう。
到達目標
統計の基本知識を正確に理解し、応用することができることを目指し,統計学を学ぶことにより数学的思考と論理的思考を養うことを目標とする。さらに、情報機器を用いて、収集したデータを分析・整理し,適切な形で提示することができるようになることを目標とする。
授業内容
1週目 情報社会とは何か。統計とは何か。
2週目 データの意味の理解とExcelへの入力方法実習
3週目 量的データと質的データ
4週目 データの特徴とグラフ作成実習
5週目 代表値と散布度による数値要約
6週目 正規分布と標準化
7週目 相関係数
8週目 母集団と標本
9週目 推測統計の基礎(1)(仮説検定について)
10週目 推測統計の基礎(2)(不偏分散・有意水準)
11週目 推測統計の基礎(3)(第一種の過誤と第二種の過誤)
12週目 推測統計の基礎(4)(区間推定)
13週目 統計的分析の基礎(1)(比較を考える)
14週目 統計的分析の基礎(2)(関係性を考える)
15週目 まとめと期末テスト
16週目 期末テストフィードバック
但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
授業で使う資料などを事前にCourse Power上に公開するので,毎回予習として資料を一読し不明瞭な点を抽出しておくこと。また,授業開始時に小テストとして選択式のクイズを出すので,前の授業での内容を復習しておくこと。授業で行う小テストとしてのクイズもCourse Power上に公開するので,期末試験に向けての学習に活用すること。
期末試験では自身の手書きによるMy notebookの持ち込みのみ認める。そのために,期末試験に向けて,授業後に復習を兼ねてノート作りを行い,授業内容の理解を深めること。
成績評価の方法・基準
小テストと授業内課題を重視(50%)し、期末試験(40%)、レポート(10%)も含め総合的に評価する。成績の評価は,授業週である16週のうち,11週以上授業に出席した学生を対象とする。また,レポートの未提出には評価を与えない。
履修上の留意点
本講義では,授業週である16週の内11週以上授業に出席した学生を評価対象とする。また,2回の遅刻で1回分の欠席とするので注意されたい。
出席管理はコメントシートによっておこなうものである。
授業に関するお知らせなどはCourse Powerから行うので常に確認すること。
課題に対するフィードバックの方法
レポート及び期末テストのフィードバックを最終週におこなうものであるが,小テストについては実施した週の次の週におこなう。そして,授業内課題はその授業内で個別にフィードバックしていく。
テキスト
特になし。必要な資料はこちらで用意する。
参考書
涌井良幸・涌井貞美(著)『初歩からしっかり学ぶ 実習 統計学入門 〜Excel演習でぐんぐん力がつく 』技術評論社