シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 異文化ゼミナール | 科目コード | 1152 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 李 炯直 | 開講セメスター | 第2セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 日本と異なる韓国のポップカルチャーを様々な調査活動を通じて体験し、広い視点から豊かな人間形成に役立つ幅広い教養と異文化理解の能力を身につけること。そして本学に来ている交換留学生たちとの積極的な交流活動を通じて異文化コミュニケーション能力を向上させること。
- 到達目標
- 韓国・中国と異なる日本人の生活・文化などを、様々な文化ジャンルを通じて体験し、その体験から国家間存在する異文化の理解を深めることを目標とする。また本ゼミでは、「体験学習」、「調査学習」、「グループ・ディスカッション」、「グループ・ワーク」、「プレゼンテーション」などの取り組み方法や学習姿勢を身につけることがもう一つの目標である。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーション及び日本と韓国や中国の間存在する異文化に関する基礎知識の確認
2週目 「異文化」調査に必要な参考資料(図書館資料など)の確認及びその調査方法に関する「グループワーク」
3週目 札幌市内で開催される各種の「文化イベント」を通じた日本文化の特色:「発見学習」
4週目 日本国内で開催される各種の「文化イベント」に関する調査発表(一般課題①)及び「グループ・ディスカッション」
5週目 韓国の「伝統遊び」を通じた異文化の理解:『ユンノリ』の「体験学習」
6週目 日本の「伝統遊び」に関する調査発表(一般課題②)及び「グループ・ディスカッション」
7週目 海外の「映画や映画市場、映画館文化」に関するの理解:関連資料の確認及び「グループ・ワーク」
8週目 「映画や映画館文化、映画産業」を通じた日本文化の特色に関する調査発表(一般課題③)及び「グループディスカッション」
9週目 留学生と共に「スポーツイベント」を通じた異文化コミュニケーションの活動:「体験学習」
10週目 「国際スポーツイベント」を通じた異文化交流に関する調査発表(一般課題④)及び「グループディスカッション」
11週目 海外と異なる日本の文化に関する自由研究調査の「プレゼンテーション」及び「ディベート」その1
12週目 海外と異なる日本の文化に関する自由研究調査の「プレゼンテーション」及び「ディベート」その2
13週目 海外と異なる日本の文化に関する自由研究調査の「プレゼンテーション」及び「ディベート」その3
14週目 海外と異なる日本の文化に関する自由研究調査の「プレゼンテーション」及び「ディベート」その4
15週目 海外と異なる日本の文化に関する自由研究調査の「プレゼンテーション」及び「ディベート」その5
16週目 グループ・ワーク(テーマ:日韓、日中の間に存在する異文化)及びグループ・ディスカッション
但し、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合、補講授業の実施 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 週3時間の予習に加え3時間の復習を行うこと。毎週その学習時間に当たる予習課題や復習課題のリストを作成し、最初の授業の時、配布する。
講義資料に関しては、本学のEラーニングシステムであるCoursePowerを利用し、次回講義資料を事前読む必要がある。
講義後は、復習課題を通じて講義内容の理解度を自己診断する。 - 成績評価の方法・基準
- 一般課題(事前の資料調査、作成された発表文等):20%、
「体験学習」や「調査学習」結果の報告書:20%、
自由研究調査のプレゼンテーション:30%、
復習レポート(口頭発表に対するフィードバックレポート等):30% - 履修上の留意点
- ゼミ中、事前許可なしでの通話、写真撮影、Lineなどの携帯電話の使用は厳禁(携帯電話の使用が見つかった場合、理由を問わず退室処分し、当該ゼミ時間は欠席処理する)。
遅刻の場合、遅れた時間に関わらず当日ゼミすべてに対する欠席扱い。
成績の評価は、全16週のうち、11週以上ゼミに出席した学生を対象とする。事前(ゼミ前日の午後5時まで)連絡のない欠席が2回以上の学生は成績評価の対象者から除かれる。
新聞や雑誌、ウェブサイトなどでの、日本と韓国や中国の社会・文化に関する記事を日頃からよく読むように心がけること。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 全ての提出課題(アンケートや感想文・発表文も含む)やテスト結果に対し、毎回採点を行い、点数とコメントでフィードバックを行う。
- テキスト
- 特になし。必要な講義資料は配布する。
- 参考書
- 李泳采著 (2010) 『韓流がつたえる現代韓国』 梨の木舎