シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 異文化ゼミナール 科目コード 1152 単位数 2
担当者名 柳川 博 開講セメスター 第2セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
次の2点を授業のねらいとする。
①豊かな人間形成における幅広い教養とコミュニケーション能力を身につける。
②修得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決する能力を身につける。
到達目標
次の3点を到達目標とする。
①自主的に学習研究環境を整備する。(大学設備の有効な利用方法)
②学習の成果を自身の言葉で表現する能力を身につける。
③図書や雑誌記事を通して社会科学的思考を養う。
授業内容
1週目 ガイダンス(大学施設の有効利用法・2年次以降の学修計画について)
2週目 教養への誘い①(自由と平等)
3週目 教養への誘い②(近代日本と現在)
4週目 教養への誘い③(多文化世界)
5週目 人間の記録①(「自伝」の面白さ)
6週目 人間の記録②(科学者という仕事)
7週目 人間の記録③(「生と死」の記録)
8週目 パラダイムを超えて①(知の誕生)
9週目 パラダイムを超えて②(パラダイムシフト)
10週目 戦争と平和への希望①(「戦後」を考える)
11週目 戦争と平和への希望②(ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ)
12週目 戦争と平和への希望③(「平和」はいかにして達成されるか)
13週目 現代の重要問題①(グローバリズムとナショナリズム)
14週目 現代の重要問題②(多極化する世界)
15週目 現代の重要問題③(日本の課題)
16週目 総合討論
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
下記の『参考書』を手がかりとして、選択した図書や記事を精読することが最も大事な予習である。読了後の「書評」をゼミで報告し、グループディスカッションを通して課題を発見し、関連する図書や資料を探索し、さらに読書や研究の幅を広げていくことが復習である。関連情報はCoursePowerにもその都度掲載するので確認すること。上記の予習・復習には、それぞれ2時間以上必要である。
成績評価の方法・基準
報告する文献やテーマを選定するプロセスやプレゼンテーションの内容を60%、ディベートやグループディスカッションへのコミットメントを20%、報告と討論に対する「自己点検」を20%として評価する。なお、報告と討論の自己点検についてはCoursePowerue上の「自己点検シート」に研究成果、問題解決の経過、全体の反省点等を複数回記録すること。
履修上の留意点
毎時間、必ず出席することはもとより、他の学生の報告を真剣に聞き、自身の意見を表明し、ディベートする場を数多く作ること。ゼミの時間以外にも関連する学習や議論の場を自主的に作ること。「オフィス・アワー」を利用して考えをまとめてみよう。
課題に対するフィードバックの方法
報告する図書名や報告内容は事前にCoursePowerの「報告要旨」に記入し、報告の前に相談や打ち合わせを行う。報告後は「自己点検シート」により今後の課題や具体的な取り組みなどを記入し、それをもとに面談を行う。
テキスト
特に指定しない。下記の参考書や「推薦図書リスト」などを手掛かりとして報告する図書や雑誌・新聞の記事を自身で選択すること。
参考書
・広島大学101冊の本委員会編『大学新入生に薦める101冊の本』(岩波書店)
・岩波文庫編集部『岩波文庫解説総目録』(岩波書店)
必要に応じてCoursePowerで紹介する。
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