シラバス詳細
シラバス(詳細)
| 2020年度 | 
| 科目名 | IT&メディアB | 科目コード | 1546 | 単位数 | 2 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 担当者名 | 佐藤 千歳 | 開講セメスター | 第2セメスター | 開講年次 | 1年次 | 
| 授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
| ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 | ||||
- 授業のねらい
- 現代社会におけるメディアの役割を理解します。
 最新の新聞やインターネットの記事を用いて、日本はじめ世界のメディアがとりあげる社会や政治の問題を理解し、自分の身の回りの事象と結びつけて実態を調査する手法を身につけます。
- 到達目標
- インターネットを活用して、メディアのとりあげるグローバルな課題を、自分にひきつけて理解できるようになります。
 新旧のメディアの特性や、現代社会の抱える問題を理解したうえで、第三者と公共的な課題を共有するコミュニケーション能力を身につけます。
- 授業内容
- 1週目 新旧のメディアの特性
 2週目 メディアにおける「客観性」とは何か?
 3週目 メディアにかかる様々なバイアス
 4週目 インターネット情報の特性とリスク
 5週目 事例:戦争とメディア
 6週目 事例:移民とメディア
 7週目 調査学習「問題を描く」:資料を集める
 8週目 問題を描く:誰に、なにを聞くか?
 9週目 問題を描く:語り手の抱える問題とどう向き合うか。
 10週目 問題を描く:温度や臭いまで伝える記録
 11週目 問題を描く:伝わる文章を書く
 12週目 問題を描く:問題を共有する
 13週目 グループディスカッション;問題は十分に問われているか?
 14週目 グループワーク:短編ノンフィクションの比較
 15週目 発信者の視点から考えるメディアリテラシー:何をとりあげないか
 16週目 プレゼンテーションと調査学習の講評。やむを得ず16週までの内容を実施できな かった場合は補講授業
- 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 新聞とインターネットのニュースサイト2種類を選び、ニュースに触れる時間を毎日つくってください。
 毎週、予習復習に合計2時間を確保し、調査学習の準備やまとめの作業を行ってください。授業で作業の進展状況を毎回確認します。
 講義の資料は適宜コースパワーにアップしますので、確認を欠かさないでください。
- 成績評価の方法・基準
- 課題の提出を以て出席とします。
 授業中の質問・コメントの頻度と内容(約10%)、プレゼンテーションとレポートの内容(約40%)、および課題の内容(約50%)を総合して評価します。
 
- 履修上の留意点
- GoogleMeetを使ったリアルタイムのオンライン授業と対面授業を組み合わせます。
 課題の提示や提出と返却はオンラインで行いますので、コースパワーとグーグルクラスルームを毎回の授業の前後に確認してください。
 授業中のほか、コースパワーのQ&Aでも質問を受けます。
 
- 課題に対するフィードバックの方法
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                    コースパワーとグーグルクラスルームを通じて、提出された課題の採点結果とコメントを個別に連絡します。
 課題についての質問は、コースパワーのQ&Aで受けつけます。
- テキスト
- 野村進『調べる技術・書く技術』(講談社)740円
 本テキストはIT&メディアBと同じテキストを使用します。
- 参考書
- 阪井宏著『報道の正義 社会の正義』(花伝社) 1836円