シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 言語の科学A | 科目コード | 1134 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 原子 智樹 | 開講セメスター | 第1セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 「言語の科学B」と合わせ通年使用するテキストT1に沿い,世界地図と言語地図とを重ねて見てみるなど,人間とは切り離せない言語の側から世界を学びます.また,音韻論・形態論・統語論・談話分析のそれぞれから,音声,形態素,語,句,文,そして談話という言語単位を例を示して概説します.
- 到達目標
- 英語・日本語を中心に言語の構造や人間と言語との関係の基本的理解ができるようになります.
- 授業内容
- 1週目 ①②「言語の科学A」概要説明 ・世界地図[1](北半球)
2週目 ① 言語の起源 ②言語の系統[1](言語系統表a) ・世界地図[2](南半球)
3週目 ①②言語の系統[2](言語系統表b) ・言語地図[1](言語の境界a)
4週目 ① 言語の系統[3](言語系統表c)②世界の言語[1](各語族) ・言語地図[2](言語の境界b)
5週目 ① 言語の系統[4](言語系統表d)②世界の言語[2](言語間の比較) ・言語地図[3](言語の境界c)
/ テスト[i] (4週~5週のいずれか)
6週目 ①②発音記号の役割[1](言語の音声)
7週目 ①②発音記号の役割[2](発音記号表)
8週目 ①②言語の構造[1](音韻論)
/ テスト[ii] (7週~8週のいずれか)
9週目 ①②言語の構造[2](形態論)
10週目 ①②言語の構造[3](統語論)
11週目 ①②発話の意味[1](語用論a)
/ テスト[iii] (10週~11週のいずれか)
12週目 ①②発話の意味[2](語用論b)
13週目 ①②言語の習得[1](母語)②テスト[iv]の準備解説
14週目 ①②言語の習得[2](外国語)
/ テスト[iv] (14週~15週のいずれか)
15週目 ①②言語の習得[3](バイリンガリズム)
/ テスト[iv] (14週~15週のいずれか)
/ 再試を行うことがあります
16週目 前回までの主な内容のまとめ / 再試を行うことがあります - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 進度に合わせテキストT1を予習.また各自で適宜に復習.併せて授業時間数と同程度を要します.
- 成績評価の方法・基準
- 1 講義内の課題 15%
2 テスト4回 85% - 履修上の留意点
- 内容・予定の微調整は担当者の判断に委ねられます.
授業についての連絡は研究室扉横に都度通知します.
試験・テスト・諸課題の結果は必要に応じ教務システム上で反映します。 - 課題に対するフィードバックの方法
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各回の試験の内容や付随する事柄について、簡潔に伝えてフィードバックします.
- テキスト
- T1 『入門 ことばの科学』 大修館書店 ¥2,000 + 税(「言語の科学B」も同じ)
T2 [配付資料] - 参考書
- R1 『世界言語百科』
R2 『言語世界地図』
R3 『世界紛争地図』
R1からR3は本学図書館開架所蔵
他に適宜紹介します.