シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 国際経済の動きA 科目コード 1132 単位数 3
担当者名 柳川 博 開講セメスター 第1セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
世界の経済がグローバル化していく過程を、新大陸の発見から現在まで,歴史的に検討する。この学習を通して、国際社会における生活慣習や環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解し、国際的な視野に立つ異文化コミュニケーション能力を身につけることを目指す。
到達目標
①国際経済に関する様々な情報を複眼的・論理的に分析し、自分の意見を表現できる能力を養う。
②国際経済発展の具体的な動きを知ることによって、多文化・異文化を理解する知識を習得する。
これら2つの目標を達成し、国際ビジネス、国際観光の分野において、グローバルな活動を担うための基礎的な知識と能力を修得する。
授業内容
1週目 ガイダンス①(講義の概要・評価方法): ガイダンス②(国際経済概観)
2週目 イギリスにおける工業化の開始と国際経済(重商主義から自由貿易体制へ)
3週目 後発工業国の経済発展と国際経済(ドイツの工業化と株式会社制度)
4週目 アメリカの台頭(大量生産体制の確立とビッグビジネスの登場)
5週目 日本の工業化とアジア地域 + 第1回試験
6週目 20世紀初頭の国際経済と植民地経済 + 第1回試験の返却と講評
7週目 「アメリカの世紀」の始まり(大衆消費社会の発展)
8週目 2つの世界大戦と世界大恐慌の教訓
9週目 戦後の国際貿易体制の成立過程(GATTからWTOへ)
10週目 国際通貨体制の確立と動揺 + 第2回試験
11週目 発展途上国の経済成長 + 第2回試験の返却と講評
12週目 東アジア地域の工業化と国際経済
13週目 計画経済体制の発展と崩壊の過程
14週目 エネルギー問題と環境問題の国際的広がり
15週目 多極化と地域統合の進展 + 第3回試験
16週目 21世紀における国際経済の課題 + 第3回試験の返却と講評
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
次回講義日までに講義資料をCoursePowerに公開するので、あらかじめ確認してから講義に臨むこと。講義終了後は、配布された講義資料等を復習し、問題点を解決しておく。講義内容を小括する練習問題をCoursePowwer上に複数回提示するので復習に利用すること。予習と復習はそれぞれ週3時間程度必要である。
成績評価の方法・基準
試験を3回実施する。試験は90%(30%×3回)、講義へのコミットメント(質疑応答、レポート作成など)を10%として評価する。なお、全15週のうち、10週以上授業に出席した学生を成績評価の対象とする。
履修上の留意点
講義に関連する連絡事項はCoursePower上でも行うのでその都度確認すること。試験とレポートは次回に返却し、注意点などを講評する。なお、私語は一切認めない。
課題に対するフィードバックの方法
実施した試験について、添削し、コメントを付して翌週に返却する。あわせて全体の高評を行う。
テキスト
特に指定しない。講義プリントと参考資料を配布する。
参考書
アンガス・マディソン『世界経済史』(岩波書店)
矢野恒太記念会『世界国勢図会2019/20』
なお、必要に応じてCource Powerや講義時間内にで紹介する。
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