シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 韓国語会話・作文Ⅱ | 科目コード | 1402 | 単位数 | 4 |
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担当者名 | 李 鳳 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 「躍動する北東アジア地域の発展に貢献する」という本学の教育方針、および「国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力の涵養」という本学の学位授与方針に立脚して、韓国語会話・作文Ⅰを学んだ学習者を対象に、会話能力と作文能力の向上を図る。別途に作文の練習、発表なども行う。韓国語能力試験(10月に実施予定)は原則的に全員受験すること。この講義は韓国語中級段階の定着を目指すものである。
- 到達目標
- 韓国語能力試験3級・4級の合格を目指す。具体的には「日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能」(3級)、「ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語が使用可能。よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解を基に社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用可能」(4級)な水準である。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーション。
第1課:「学校生活」
・根拠や状況などの説明に用いる表現と意図や計画などを表す表現を習得できるようにする。
2週目 第2課:「アルバイト」
・自分のアルバイト事情を韓国語で説明する。また、理由を説明したり、用件を伝えたり、約束する表現を習得できるようにする。
3週目 第3課:私の一日
・自分の一日を箇条書きでまとまることと、発表文の両方を作成し発表する。
4週目 第4課:プレゼント
・感謝や気持ちを伝える様々な表現を身につける。目上の人や目下の人に使う文体の違いがわかるようにする。
5週目 第5課:風邪
・病気の症状が言える。友達同士で使うパンマルがわかるようにする。
6週目 第6課:休日
・「連休にあったこと」について書いて、発表する。
・さまざまな補助動詞について理解する。
7週目 第7課:夏休み
・夏休みについて作文し、発表する。韓国語で計画を立ててみる練習を行う。
8週目 中間テストと第8課:趣味
友人を紹介し、好きなことについて言う。各品詞の連体形を理解する。
9週目 第9課:大学祭
・経験や物事を順序だてて言う。韓国語の非丁寧体を理解する。
10週目 第10課:仕事
・仕事や職業について言う。引用や伝聞で話すことができるようにする。
11週目 第11課:日記
・今日あったことについて書いてみる。状況の前置きや理由などを表す接続語尾を覚え、様子や推量に用いる表現も身につける。
12週目 第12課:外国語の勉強
・「韓国語学習」について書いて発表する。
13週目 第13課:天気
・天気予報を聞いて理解する。また天気について説明することができるようにする。
14週目 第14課:人生相談
・韓国語で相談し、助言することができるようにする。
15週目 まとめと期末テスト
16週目 まとめ。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ①予習・復習として教科書の本文を十分朗読すること。
②与えられた宿題は事前にすべて行うこと。与えられた発表課題はネイティブの点検を受けること。
③約2時間~2時間半程度の準備時間を要する。 - 成績評価の方法・基準
- 中間試験(30%)+期末試験(30%)+発表(20%)+授業態度(20%)という比率で成績を算出する。欠席日数が授業日数の3分の1を超えた者は評価の対象としない。
- 履修上の留意点
- ・3回遅刻は1回分の欠席として取り扱う。
・欠席する場合は事前に知らせること。
・授業態度は、準備物の用意、課題、発言の積極性などにより評価する。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 課題発表に対しては、教員が修正事項などをコメントする。それに基づいて学生が修正し、発表を行う。発表時にさらに教員がコメントする。最終的にレポートを作成し、提出してもらう。それについても修正箇所をフィードバックするので学生はそれを参考に修正し、最終提出する。
- テキスト
- 金京子(2018)『読んでみよう韓国語中級読解コース』、白水社。
- 参考書
- 『韓国語文法語尾・助詞辞典』、李姫子・李鍾禧(2010)、スリーエーネットワーク、4600円。
また、TOPIKのため、三修社から出版されている『韓国語能力試験(過去問題集)』などを適宜参照すること。