シラバス詳細
シラバス(詳細)
2020年度 |
科目名 | 韓国語Ⅱ | 科目コード | 1111 | 単位数 | 9 |
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担当者名 | 複数担当教員(韓国語) | 開講セメスター | 第2セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 「躍動する北東アジア地域の発展に貢献する」という本学の教育方針、および「国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力の涵養」という本学の学位授与方針に立脚して、韓国語の文法・会話・作文・聴解の実力をつけることを目標とする。教科書に沿って基本的な文法事項や語彙を学習しながら、実際の日常会話で使われる慣用表現も学んでいく。韓国語能力試験初級
の合格を目指す。この科目を履修することによって、韓国語初級段階の学習は終了し、中級の入門学習が開始される。 - 到達目標
- ①簡単な敬語法を習得し、会話で活用できるようにする。
②勧誘・請誘・禁止などの表現を習得し、会話で活用できるようにする。
③接続語尾・終結語尾による表現(希望、動作の連続、義務など)を習得し、活用できるようにする。
④身辺・日常生活に関する韓国語の質問に韓国語で答えることができるようにする。
⑤韓国語能力試験初級(1級・2級、10月中旬実施予定)の合格を目標とする。具体的には「1級:自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる」「2級:電話やお願い程度の日常生活に必要な言語や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる」レベルである。 - 授業内容
- 1週目 オリエンテーション、韓国語能力試験の準備。敬語表現(第9課)
2週目 韓国語能力試験の準備。敬語および命令・禁止(~なさい、~ないでください)表現(第9課)
3週目 韓国語能力試験の準備。敬語および命令・禁止(~なさい、~ないでください)表現(第9課)
4週目 勧誘表現(~ましょうか、~ましょう)の習得(第10課)
5週目 目的(~しに行く・来る)、意思を表す表現(~しようと思います)(第10課)
6週目 現在進行・結果状態(~ている)を表す表現、「~て~て」という動作や性質を羅列する表現(第11課)
7週目 「まだ~ていません」、不可能「~できない」を表す表現(第11課)
8週目 理由を表す表現および動作の連続を表す表現の習得(~て)(第12課)あわせて中間試験を行う。
9週目 義務(~しなければならない)、「s変格活用」、相手に同意を求める表現(~でしょう)の習得(第12課)
10週目 形容詞の現在連体形、「h変格活用」の習得(第13課)
11週目 感嘆・感動の表現(~ですね)、請誘(~てください)という表現の習得(第13課)
12週目 授受表現の習得(~てあげる・~てくれる・~てくださる・~て差し上げる)(第13課)
13週目 「動詞+ようになる・ことになる」、動詞の現在連体形の習得(第14課)
14週目 動詞の過去連体形の習得(第14課)
15週目 仮定(~と・~たら・~ば)表現の習得(第14課)
16週目 「ru変格活用」の習得、あわせて韓国語による会話面接試験・期末試験を行う。課題の遂行状況を最終的に確認し、課題作文を回収・点検する。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ①提供される音源をもとに、本文の朗読とヒアリングを徹底して行うこと。
③会話を伴う実習には積極的に参加すること。
③課題(作文など)は忠実に作成し、期日までに提出すること。 - 成績評価の方法・基準
- 中間試験(文法・読解を試験する・25%)+期末試験(文法・読解を試験する・30%)+小テスト・単語テスト(聴解力・語彙力を試験する・20%)+実習・宿題(作文力・会話力を試験する・25%)という比率で成績を算出する。欠席日数が授業日数の3分の1を超えた者は評価の対象としない。
- 履修上の留意点
- 授業中に行う単語テスト、実習の課題、宿題なども評価の対象になるので注意すること。出席は直接的な評価の基準ではないが、欠席が重なると自然と授業から脱落するので、この点も十分注意すること。なお5分以上の遅刻は欠席とする。課題のミスはすべてチェックされるので、訂正して提出すること。提出期間内にミスがなくなるまで訂正し、繰り返して提出すること。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 必ず宿題提出用ノートを準備する。教科書の練習問題は授業時間に教室で解き、宿題ノートに記入し、授業終了とともに提出する。この過程での携帯電話の使用(ネット検索)は禁止する。宿題ノートは次の授業時間までに採点され、誤答を修正して、再提出する。定期試験の答案も返却後、誤答を訂正し、提出しなければならない。
- テキスト
- 自主教材『北海商科大学韓国語』(自家版)2500円。
- 参考書
- 『韓国語能力試験(過去問題集)』三修社。また、辞書の購入が望ましい。携帯アプリの辞書などでも対応は可能であるが、作文などにはやや難があることに留意。