シラバス(詳細)

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2022年度
科目名 教師論 科目コード 1300 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第2セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
授業では、変化してやまないグローバル化する社会の中で、教育について幅広い知識や見識を習得し、今日の教育が抱える課題を解決する道筋を自ら発見することをねらいとする。
到達目標
この授業を受けた学生が、教師として具体的な授業場面での望ましい教師−生徒関係がイメージできるようになること。そして、これからの教師に求められる能力に関して関心が持てるようになること。
授業内容
1週目 今日的課題から見た教師論(教師の存在意義、資質)
2週目 教師とは何か(職業的特徴)(調査・発表)
3週目 教師の役割(役割の変遷、専門職としての教師)
4週目 教師の類型と教職員の職務(教師の志望動機、よい教師とは)
5週目 教師の身分(教師の服務と権利)(調査・発表)
6週目 教師の社会的地位(日本の現状、海外の現状)
7週目 教員の養成(戦前と戦後)(調査・発表)
8週目 職場としての学校(1)(学校という職場)
9週目 職場としての学校(2)(学校経営)
10週目 教師観(聖職者的、労働者的、専門職的)
11週目 教師の資質能力(資質能力形成、養成、採用、研修)
12週目 望ましい教師(子ども、保護者、管理職)(調査・発表)
13週目 親と教師の人間関係(親と教師の共通課題)(調査・発表)
14週目 教師の姿勢(魅力、生き甲斐、研鑽)
15週目 これからの教師(チーム学校への対応)(レポート作成)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと(60分程度)。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを振り返り、自分の考えをノートにまとめておくこと(60分程度)。
また、日頃から、職業指導の知見で判断できるように興味・関心を払うこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テストやレポートの返却しながら、自らが今後の課題に気づけるようなフィードバックを個別に行う。
テキスト
佐々木正治編著 『新中等教育原理改訂版』(福村出版)¥2,200+税
参考書
高等学校学習指導要領(文部科学省)