第1回「教員を目指す後輩応援プロジェクト」が開催される

本学の呼びかけにより、豊陽会が主催して現職教員が教職を目指す後輩を応援するための交流会が10月26日に開催されました。豊陽会(北海学園大学同窓会教員支部、会員約200名)には北海学園北見大学同窓会教員支部(クマゲラ会)と北海商科大学同窓生教員が含まれますが、両大学卒業生の現役教員数は千百名余りに達します。当日は現職教員約40名、本学および北海学園大学の教職課程履修学生約60名計100名余りが参加して第1回目となる記念すべき盛大な交流会となりました。

開会式では、本学の堂徳 将人 学長から挨拶が行われ「先輩教員と学生が対話することの意義」が述べられました。これに続く全体会では、豊陽会会長の久保 肇 先生(札幌手稲高等学校校長)が「教職を目指すあなたへ」と題して、また、同会副会長の高田 安利 先生(北海道教育庁高校教育課長)が、「北海道における教育の現状と課題(高等学校)」について、講演が行われました。参加者は「教職の魅力や北海道教育の現状と課題」などについて考察することができました。分科会では、本学4年次からの「教職課程を学んで」の発表の後、現職教員と両大学の学生を交えて構成する複数のグループに別れて自己紹介や意見交換が行われました。学生からは、現職の先生方のお話しから「教師のやりがいや魅力を知ることができた」「教職への不安を解消できた」などの感想が述べられました。また、参加された先輩教員からは「学生との対話で初心に帰ることができた」とされるなど、参加者にとって貴重で有意義な機会になりました。